2019年1月11日(金)(憲法千話)
憲法便り#2805:厚労省の「勤労統計」不正 対象延べ1973万人、保険過少支給537億円! この国は壊れている!!
2019年1月11日(金)付『東京新聞』夕刊一面が報じるところによれば、
1月11日午後、根本匠厚労相が、厚労省で記者会見し、不正を認め謝罪した。
【記事】
「賃金や労働時間の動向を把握する厚生労働省の「毎月勤労統計」の不適切調査問題で、厚労省は十一日、雇用保険の失業給付や労災保険などの過少支給の対象者は延べ千九百七十三万人で、総額は五百三十七億円に上ったと明らかにした。担当職員らは不適切調査と認識しながら、組織全体で情報を共有していなかった。過少支給のあった全ての対象者に不足分を追加支給する。」(以下、略)
『東京新聞』は、併せて、菅官房長官の談話として、「56基幹統計総点検へ」と報じているが、これは、犯罪的行為である。
点検や、担当者の責任追及だけで済まされる問題ではない。
厚労相のみならず、安倍首相をはじめ、安倍政権全体の責任を追及すべきである。