2019年12月5日(憲法千話)
憲法便り#2893:中村哲医師の死を悼む!
午前4時15分、2019年12月5日付『東京新聞』朝刊一面を見て衝撃を受けた。
「中村哲医師 撃たれ死亡」
「アフガン支援活動中 ペシャワール会 運転手ら5人も」
「脱貧困へ井戸1600本整備」
これらの大きな見出しと共に、「2014年12月、アフガニスタンスタッフから説明を受ける中村哲さん(右)」の説明と共に、中村哲医師の笑顔の写真が掲載されている。
私は前夜、中村哲医師の悲報が伝えられたことを知らず、その時間に、ブログに掲載するため、松元ヒロ原作の舞台版『憲法くん』を観た感想、および、久方ぶりのグルメ情報の準備をしていた。気分転換のためである。
それだけに、今朝4時15分に『東京新聞』朝刊を見て愕然とした。
ふだんは、新聞を読むことにあまり時間をかけないことにしているが、今朝は気が付くと一時間半も読み続けていた。
情勢不安定なアフガニスタンにおいて、非暴力、平和主義を貫いたその生き方は、徹底していた。
ノーベル平和賞に価する人物であった。
世界は、本当に惜しい人物を失った。
心から哀悼の意を表します。