2019年12月31日(火)(憲法千話)
憲法便り#2952:伊藤詩織さん 真実求め4年半 生きててよかった!
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「生きててよかった!」
本当にそう思います。
安倍政権は卑劣です。
私からみれば、孫の年齢にあたる、将来ある女性を抹殺しようしました。
山口敬之・元TBSワシントン支局長に逮捕状が出ていたにも拘わらず、権力側からの圧力で、
彼を逮捕せず、刑事裁判では、不起訴処分にしました。
そのことにより、伊藤詩織さんは、激しいバッシングを受けました。
一方、山口敬之容疑者は、のうのうとテレビ出演などもしていたと伝えられています。
今回、民事裁判の地裁判決で伊藤詩織さんが、性被害の認定を勝ち取りましたが、
賠償命令を受けた山口敬之容疑者は、記者会見で、控訴、さらには上告して争うことを表明しました。
ラジオ放送で、その記者会見の時の音声が流されました。
「私は、法にふれることは、何ひとつしていない。私の主張が認められるまで、堂々と闘って参りたい」
この「参りたい」という表現は、政治家やエリート官僚が使うもので、我々庶民には、無縁の言葉で、私は嫌いである。
この時の山口容疑者は、いかにも、上級審へ行けば、権力者の庇護により、勝利するはずであるという、「自信」ありげであった。
こんな人物を、これ以上のさばらせてはいけないと思う!
伊藤詩織さんの闘いを応援したい!
以下は、2019年12月19日(木)付『しんぶん赤旗』日刊紙1面より引用。
以下は、2019年12月22日(日)付『しんぶん赤旗』日刊紙3面より引用。