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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2020年 02月 13日

憲法便り#3068:追悼「名優カーク・ダグラス」!

2020年2月13日(木)(憲法千話)

憲法便り#3068:追悼「名優カーク・ダグラス」!


去る2月6日、カーク・ダグラスの息子で俳優のマイケル・ダグラスが、CNNのインスタグラムを通じて、父が103歳で逝去したことを明らかにした。

カーク・ダグラスの作品を初めてみたのは、公開された1949年に、東京・葛飾の立石にあった、映画館「花菱座」で上映された「チャンピオン」。ボクシングの世界の闇を描いた作品で、彼の個性的な面立ちが、強烈な印象として記憶に残っている。

彼が出演した作品の頂点にあるのは、『スパルタカス』(1960年)であることは、誰しも認めるところだが、彼は鍛え抜いた肉体で、他の俳優が真似できない、古代ローマの剣闘士を演じていた。

ところで、私が目にした追悼記事では、もう一つの重要な作品『ヴァイキング』(1958年)について言及しているものがない。

監督は、リチャード・フライシャー。

彼の主だった作品には、『海底二万哩(マイル)』(1954年)、『バラバ』(1962年)、『ミクロの決死圏』(1966)、『トラ・トラ・トラ』(1970年)、『マンディンゴ』(1975年)など、話題作が多い。

肝心の『ヴァイキング』だが、主な出演者は、カ―ク・ダグラスのほか、トニー・カーティス、ジャネット・リー、アーネスト・ボーグナイン。

いまだに、ホテルの朝食などでも、「中華バイキング」という食べ放題のスタイルがあるが、それは、映画『ヴァイキング』で、多くの戦利品を土産に、根拠地に帰還した際の、大々的な酒盛りの場面にちなんで生れたものだ。

ぜひ、この作品を見て欲しいと思う。

ひと味ちがった、カ―ク・ダグラスの魅力に出会うこと、

そして、実写による、エンターテイメントに出会えることを請け負う!!



by kenpou-dayori | 2020-02-13 21:44 | 音楽・舞台芸術・芸能・映画


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