2020年3月12日(木)(憲法千話)
憲法便り3125:アッパレ・シリーズ;師岡カリーマ(もろおか)さんの「本音のコラム」から学んだこと;「殺す」と言え!」
私は、購読している『東京新聞』の中で、まず目を通すのは朝刊に連載されている「こちら特報部」である。
その中でも、「本音のコラム」を愛読している。
2020年3月7日(土)の「本音のコラム」は、コラムニストでアラビア語講師の師岡カリーマ(もろおか)さん。
「本音のコラム」;「殺す」と言え。これは、相手に向かって「さあ、殺すと言え」という意味ではない。 もっと深い意味がある。
このコラムを読んだ瞬間から、『憲法便り』で紹介したいと思っていた。
そして、「アッパレ・シリーズ」を始めることとした。
だが、著作権の問題があるので、今日午前9時半過ぎに、紙面への意見及び問合せの窓口である「読者とともに」に電話をかけて、用件を伝えた。
だが、電話に出た担当者(女性)は、ここでは答えられないので、
10時から営業を開始する「知的財産課」に直接問い合わせてほしいとのことで、
直通の電話番号を教えてくれた。
それで、10時過ぎに電話をかけて、下記の二つの質問の形で用件を伝えた。
ひとつは、どの程度の引用が可能か?
ふたつ目は、私のブログを見た人が、このコラムの全文を見る方法について。
最初の質問に対しては、著作権は筆者にあるので、
「例えば、見出しだけでも、当社には許認可の権限がない」ということであった。
二番目の質問に対しても、「TOKYOWebに含めていないので、新聞を見ていただくしかない」と言うことであった。
だが、近くの図書館で新聞を読むにしても、現在は休館中のところが多いし、雑誌と違って、新聞は、二、三カ月経つと廃棄されてしまう。
国立国会図書館新聞資料室は、保存するが、遠隔地の人は大変だ。
このままでは、コロナ対策等のニュースの洪水で、せっかくの名文が人目につかずに「埋もれてしまうことになる」。
いずれ、彼女の著作に含まれるかもしれないが・・・。
個人情報なので、師岡カリーマさんの連絡先をお教えするわけにはいかない」
この答は、予想していたことであり、担当の男性が「紋切り型」の答を言ったわけではない。誤解を与えないようにひと言添えておくが、話し方は、にこやかであった。
こういうご時世なので、師岡カリーマさんについてインターネットで調べてみても、連絡先は記されていないことも、話題とした。
こういう手詰まりの状況で、何が出来るかを考えた。
さんざん逡巡したあげく、結局、師岡カリーマさんのご了解を得るために手を尽すこととして、
私の責任で最低限の言及をしておくことにした。
問題は、シリア軍とトルコ軍の戦闘激化。
キーワードは、Neutralize(無力化)。
トルコ軍は、約300人の「構成分子(兵士)」を無力化したと発表した。(もうひとつ、重要な意味についての言及があるが、省略する)
彼女は、結びで、「何かの大義のために殺すというのなら、相手の人間性に敬意を払い、はっきり「私たちは兵士を○人殺した」と言うのが、人としての最低限の礼儀だ」と言っている。アッパレ!!!