2020年3月12日(木)(憲法千話)
憲法便り#3128:リバイバル・シリーズ:浅草寺境内の戦跡めぐり全6回(その3);漫画家ちばてつやさんがデザインを手がけた「母子地蔵」の話。
3月10日には間に合いませんでしたが、ようやく見つけました。
「観音さま」でお馴染みの、浅草寺(せんそうじ)の境内には、多数の慰霊碑、戦跡がありますので、再録します。
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2013年9月4日
憲法便り#267:浅草寺境内戦跡めぐり&名店「釜めし 麻鳥」(その3);漫画家ちばてつやさんがデザインを手がけた「母子地蔵」の話。
ちばてつやさんデザインの「母子地蔵」
旧仁王門の礎石、焼け残ったイチョウの木と同じ一角に、漫画家ちばてつやさんがデザインを手がけた「母子地蔵」があります。
傍らの石碑には、その由来が彫られています。
母子地蔵建立の由来
第二次世界大戦末期ソ連参戦で混乱状態となった中国東北部(旧満州)で逃避行の末命を落とした日本人の数は二十万人を超えると云われています。
酷寒の曠野を逃げ惑う母子が生別れとなったり飢えや疫病に苦しみながら亡くなるなどその悲劇は数知れません。
犠牲となられた霊を慰め、また、いまだ再開かなわない親と子の心のよりどころとして二度と戦争という過ちを繰り返さない事を祈念しつつ、ここに母子地蔵を建立いたしました。
1997年4月12日
願主 千野誠治
デザイン ちばてつや
文字 森田拳次
まんしゅう地蔵建立委員会
まんしゅう地蔵建立応援団
中国残留孤児援護基金
※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、
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