2020年4月3日(金)(憲法千話)
憲法便り#3211:生島宏氏が、早朝5時半から始まるTBSラジオの生放送番組「生島ヒロシのおはよう一直線」で主張している、新型コロナ対策の「消費税0%」に大賛成!
早朝5時半から始まるTBSラジオの生放送番組「生島ヒロシのおはよう一直線」を毎朝聞いている。
昨日のゲストコメンテーターは、評論家で、多摩大学学長・教授の寺島実郎氏。
そして、今朝のゲストコメンテーターは、国民民主党参議院議員の大塚耕平氏。
大塚氏は元日本銀行員。
生島氏は、二人のゲストコメンテーターに、「新型コロナウイルス感染」に伴う経済対策として、「消費税0%」についてどう考えるかを質問した。
寺島実郎氏は、質問に対して、「生島さん、その前に整理しておかなければならない問題があります」として、株式市場に上場されている企業への支援策を延々と説明した。これまでさんざん安倍首相や、閣僚が説明していたことの繰り返しであった。
そして、時間切れになって、質問に対する明確な答は、ひと言もないままで終った。
寺島氏が発言する前に、リスナーからの期待の声も紹介されていたので、彼らには裏切られた思いがあったと思う。
前日の寺島氏と違って、大塚耕平氏は、質問に正対していた。前段で、日本銀行員の経験を踏まえた経済政策を述べ、最後に消費税引き下げについての考えを明らかにした。
「消費税引き下げについて、国民民主党で民主的に論議をしており、現状のままで良いという意見、0%という意見も出されたので、党としては、折衷案として5%に引き下げるという方針を決定している。私としては、0%でもいいと思っている」と明言した。
この答えを聞いて、生島氏は、「消費税を引き下げると元に戻すのが大変だと言う御用学者がいるけれども、野党が結束して頑張ってほしい。」と結んだ。
わたしには、前日の寺島氏の煮え切らない発言に対して、強烈なカウンターパンチを放ったようで、痛快であった。生島さん、アッパレ!