2020年 08月 23日
2020年8月23日(日)(憲法千話) 憲法便り#3574:終戦75年特集;『東京新聞』と『しんぶん赤旗』に掲載された記事一覧!(8月24日以降の記事を加筆しています) 今年は、「終戦」75年とあって、今まで口を閉ざしていた人たちが、後世に事実を知らせる最後の機会として、告白している記事が目立つ。 そこで、わたしが日常的に購読している『東京新聞』と『しんぶん赤旗』に掲載された記事の見出しの一覧リストを、後日の検索の手がかりとして、紹介しておきたい。 『東京新聞』 シリーズ《つなぐ戦後75年》(*印は、シリーズ以外、時系列で紹介) *8月5日(水)朝刊20面(「こちら特報部」より)「模擬爆弾『パンプキン』東京駅前にも投下」「1945年7月20日 長崎と同サイズ4・5トン」「郡山駅に落さず八重洲に」「『皇居狙って外れた』との記録も」 8月6日(木)朝刊1面「(詩人)谷川俊太郎さん(88歳)に聞く」「戦争がなくならなくても 不安ずっとある」 *8月6日(木)朝刊25面「きょう広島原爆の日 二つの戦争 ほんろう」「原爆で孤児、故郷離れ朝鮮戦争体験」「大阪の男性 平和願い各地で証言」(大阪府門真市・友田典弘さん・84歳) 8月6日(木)夕刊7面「伝えたい 広島原爆の日」「12歳の姉奪われ 平和守る覚悟」「祈る 体が許す限り」30年以上前から国内外で証言活動を続けている被爆者の岡田恵美子さん(83) *8月7日(金)朝刊18面「広島で被爆の移動演劇『桜隊』の悲劇語り継ぐ 下目黒で追悼供養」 *8月7日(金)朝刊22面「こちら報道部」:「広島原爆75年 コロナ禍の中でも核の惨禍 3歳6カ月で被爆 実相語り継ぐ がん2度発症 消えない不安」「署名活動の市民団体会長:八王子市の上田紘治さん(78歳) 核の傘の下にある現状はおかしい」 *8月7日(金)朝刊23面「こちら報道部」:「映画祭準備の32歳(番組製作会社のディレクター御手洗志帆さん(32歳)豊島区在住 語り部の思いを受け止めたい」「心刻もう 新宿の資料館の中1 ビデオで学習 体験談は貴重」 8月7日(金)朝刊25面「母の悲しみ 家族の記録」「広島原爆の日 先月に日記発見」「弁当黒焦げ 息子を探し歩いた」「炭化した中身が残る山根秀雄さん(当時12歳)の弁当箱と、母初恵さんの日記=広島原爆資料館に寄贈」「母初恵さんは息子を見つけられないまま10年後に43歳で死去」「弁当箱は妹の芳枝さんが引き継いだが、三年前から同居を始めた孫の雄介(35歳)の勧めもあり、昨秋に原爆資料館に寄贈」(以上、中国新聞・明知隼二記者の記述を引用) 8月7日(金)夕刊7面「原爆が奪ったあの人(花嫁候補) 忘れない」「一年後届いた最後の知らせ 資料館に」(三重県鈴鹿市・下村喬さん・97歳) 8月8日(土)朝刊22面「新年を迎え近況 女学生が伝える 戦地へ送った手紙 初展示」「渋谷で昭和の時代展」(8月16日まで) 8月8日(土)夕刊6面「核廃絶 私が伝えなきゃ」「あす長崎原爆の日 平和大使の高校生 使命感」(長崎市の私立活水高校三年西村優香さん・18歳) 8月8日(土)夕刊7面「元特攻の兄弟 悔恨」「死ぬ覚悟があったのに なぜ戦争に反対しなかったのか」「証言を出版 私の戦争責任」/石井忠正(100歳)・石井正熊(97歳)著『特攻 最後の証言』 8月9日(日)朝刊3面『被爆遺構―「語らぬ語り部」継ぐ人々;長崎』 山王神社の二の鳥居。強烈な爆風で片側の柱が倒壊、笠石(かさいし)もねじ曲がりました。柱に刻まれた奉納者の文字も熱線で溶け、詠めません。山王神社境内の被爆クスノキと舩本勝之助宮司。高さ20㍍、幹回り8㍍の巨木は爆風に耐え、町の復興のシンボルとなりました。爆心地と遺構の位置(上から順)三菱兵器住吉トンネル工場、浦上天主堂、爆心地(黒地に白抜き)、浦上天主堂遺壁、旧城山国民学校校舎、旧長崎医科大門柱、山王神社(二の鳥居、被爆クスノキ)、浦上天主堂胃壁と内田武志さん。1958年に天主堂が解体された際、南側の側壁の一部が爆心地公園内に移設されました。焼け焦げた赤レンガが原爆の恐ろしさを現代に伝えます。旧城山国民学校校舎。当時、教職員31人のうち28人、児童1500人のうち1400人が亡くなったと推定されています。1984年の新校舎建設で取り壊される予定でしたが、市民の運動で保存が実現しました。旧長崎医科大学(現長崎大学医学部)門柱。重さ約7トンの石造が、爆風でずれ、浮き上がりました。学生と大学関係者の死者は895人にのぼります。浦上天主堂の旧鐘楼(手前)。当時、東洋一と呼ばれた教会は、原爆で倒壊し炎上。川の土手に落下した鐘楼の一つが、そのまま保存されています。建物にいた神父・信徒24人が亡くなりました。二の鳥居と山王神社境内の被爆クスノキと舩本勝之助宮司の写真の下にもう一点「加害示す」のタイトルで、小さな写真が掲載されています。そこには、次の重要な説明が書かれています。「三菱兵器住吉トンネル工場跡を点検する長崎市被爆継承課の人たち。当時、トンネルでは魚雷が製作され、掘削には約1000人の朝鮮人労働者が従事。被爆後は避難所として使われました。保存の声の高まりで2010年に内部が見学できるよう整備されました。」 8月10日(月)朝刊1面「核 コロナ 私たちの脅威 被爆者憤り 今も」「長崎原爆の日 3年前『どこの国の総理ですか』と迫る」「80歳『もう後がないんだ』」「写真説明=3年前に首相と面会した際に手にしていたメモ」「男性は、長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長(80歳)」 8月10日(月)朝刊16面「記憶と記録 次世代に 『戦争は絶対しないよ』 気持ち忘れないで 日本橋公会堂で映画祭 渡辺美佐子さん語る」 8月10日(月)朝刊16面「記憶と記録 次世代に 初空襲描いた紙芝居 防空壕の内部公開」「恒例『柴又から考える』 今年は動画で 8月15日」 8月10日(月)朝刊16面「『11時2分』語り継ぐ 長崎原爆の日 焼けただれ逃げる人々 忘れられず」 8月10日(月)朝刊16面「『11時2分』語り継ぐ 被爆者代表 教皇の言葉胸に 核廃絶へ連帯を」(平和式典の被爆者代表で長崎市のカトリック信徒の深堀繁美さん・89歳) *8月10日(月)朝刊20面「終戦前日 旧満州にソ連が襲撃『葛根廟(かっこんびょう)事件』」「『贖罪の意識に時効ない』 避難者大半犠牲 生き残った大島さんら証言集」「横浜 8月14日まで映画上映」(葛根廟事件や戦争についての思いをまとめた証言集『今に思う』の中心となった大島満吉さん(84歳):東京都練馬区) *8月11日(火)朝刊23面「20代記者が受け継ぐ戦争 戦後75年 前橋支局市川勘太郎(27歳)・記者4年目」「(上)小学校教師だった元陸軍歩兵・島田兼之さん(99歳)」「引き金 無心で引いた 『戦場 人間が汚くなる』」;以下、島田さんの話の要約(島田さんが陸軍の歩兵として最初に派遣されたのは旧満州(中国東北部)。当時のソ連国境を警備し、煙草を吸うソ連兵が見える距離で立ち続けた。冬は零下20度の寒さで足に凍傷を負った。戦況が悪化した1944年極寒の地から漢口市(現武漢市)に移り、中国軍との戦闘を体験する。丘を挟んで見えない敵と約1時間、銃撃戦を繰り広げた。周りの兵士の死にざまを見て、撃たれまいと無我夢中で戦った。近くに迫撃砲が着弾して、タコツボ(塹壕)に入ったら、左胸の軍服は裂け、傷から肉が見えていた。以下、略) *8月11日(火)夕刊6面「『原爆の図』根底 未発表ふすま絵」「丸木夫妻 人間愛あふれ」「戦時中に滞在した富山の寺で発見」 *8月12日(水)朝刊1面「英捕虜 100歳の遺言①レン・ギブソンさん「死の鉄道 密林で過酷労働 友失う」「何があったのか日本人にも知ってほしい」「写真説明=日本兵の監視の下、はだかで鉄道敷設工事にあたる連合軍の捕虜たち;豪戦争記念館提供」「泰緬鉄道;タイからビルマにかけて敷設された全長415キロの鉄道;映画『戦場にかける橋』に描かれた。*8月15日(土)朝刊25面「本音のコラム」に、師岡カリーマさんが『泰緬鉄道』を取材した際の思い出を書いている。 8月12日(水)夕刊7面「インパール 激戦の記憶」「相模原の写真家 痕跡追い作品に 中野の「ギャラリー冬青」で8月29日まで展示」(日・月・祝日は休み) *8月13日(木)朝刊23面「20代記者が受け継ぐ戦争 戦後75年 前橋支局市川勘太郎(27歳)・記者4年目」「(下)元女子監視隊 夏刈敏江さん(92歳) 何でもお国のため 『終戦間際の死 惜しい』) 8月14日(金)夕刊1面生まれる前に出征 3・11で形見の短剣失う」「硫黄島の父 いつか家に 遺骨探し コロナで不透明」「石巻の74歳男性・内海昭さん」 8月14日(金)朝刊1面及び22面「法政大教授=故・井本健作名誉教授(1883-1964)の日記公開 軍・政権への怒り 赤裸々」「貯蓄奨励する政府 一夜に数千金浪費」「黙々と働いた学生見ると涙ぐましく」「法政大教授『自省録』 浮かぶ勤労動員の姿」「学生に怪我させぬよう」 8月14日(金)夕刊1面「『私の東京空襲』デジタル化 1973年刊行 戦災手記400人分 研究者グループ『新たな事実に光を』」(空襲研究に携わる山本唯人・法政大学准教授(48歳)らのグループ) 8月14日(金)夕刊6面「欧州脱出ユダヤ人を日本で支援 『命のビザ』バトン引き継ぐ 初代ポーランド大使 都内でパネル展」 8月15日(土)朝刊1面「平和俳句 ひざの上猫の頭にご飯粒」「日常こそ ひとつぶの幸せ 神田いずみ(37歳)東京都板橋区」 8月15日(土)朝刊3面「元米兵証言 原爆投下後 降伏を待っていた 8月15日も空襲中止暗号来ず」(15日は終戦の日。75年前のこの日未明にかけてあった最後の空襲の一つとされる「伊勢崎空襲(群馬県)や、その三カ月前、当時、国宝だった「名古屋城天守」を焼失させた名古屋空襲で出撃した米戦略爆撃機B29の元搭乗兵デービッド・フィッシャーさん(94歳)米南部ルイジアナ州在住の証言」 8月15日(土)朝刊8面「俳優渡辺美佐子さん(87歳)インタビュー」「戦争って、人間らしさが全部奪われる 生きるのに必要なことが取られちゃう」「人間が作ったものが、人間の上に落される こんなひどいことを 忘れないでほしい」「12歳の彼は、広島で死んだ 朗読劇の原動力 『ひめゆり』に出演 最後を伝えたい」「 8月15日(土)朝刊22面「富岡八幡宮に説明版を奉納 鳥居の石柱を戦災遺跡に」「深川生まれの氏子・浜田嘉一さん(83歳)」 8月15日(土)朝刊22面「届け 平和のメッセージ 大田区、ネットで動画公開」「書道家やアーティストら出演 動画に出演した「シクラメン」の4人」 8月15日(土)朝刊22面「必死で逃げた 150キロの道 朝鮮半島南下」「『引き揚げは新靴の底すり減らし』 重本弘子さん(86歳)・東京都東村山市」 8月15日(土)朝刊22面「戦争に行かなくて良かった 102歳 妻との思い出」「『車椅子押され押す人晩夏光』 田村一雄さん(102歳)・東京都江戸川区」 8月15日(土)朝刊22面 8月15日(土)朝刊27面「生き延びた烈火の夜 空襲で犠牲『母や弟の分まで』」「現行の憲法ありて安眠す 利光はる子(92歳)東京都板橋区」(終戦の日に合わせた『平和の俳句』) 8月15日(土)夕刊1面「天皇陛下「深い反省」「コロナ乗り越えて」 不戦の誓い 不変の思い 天皇陛下のお言葉」「安倍首相式辞『歴史と向き合う』消える」 8月16日(日)朝刊1面 戦没者追悼式「陛下『深い反省』今年も」「首相式辞『歴史と向き合う』消える 『積極的平和』に初言及」 8月16日(日)朝刊18面「戦争の悲惨さ 深く刻む わだつみ会、不戦誓い70年 戦没学生の声を後世に」 8月16日(日)朝刊18面「戦争の悲惨さ 深く刻む 世田谷で五輪と平和典 幻の大会があった 中止報じた新聞など展示」 *8月18日(火)夕刊1面「空襲孤児 苦難救済なく 『山の手空襲』で家族を失い 戦後差別も」「国に敗訴『国策の犠牲 戦死と同じ』 三宅駿一さん(87歳)・東京都青梅市」 8月19日(水)夕刊7面「七三一部隊 伝える濾水機」「3年前、金沢から陸自大宮駐屯地に」「開発の石井軍医軍内で発言力」 8月20日(木)朝刊23面「『幸せなら手をたたこう』作詞者木村利人さん(86歳)、命の尊さ歌に込め」「フォリピンでのボランティア契機 日本の罪と向き合い」 8月20日(木)夕刊6面「戦争語る肉声 100年先にも 東京大空襲など証言を配信」「横浜の男性『生存者の言葉一つ一つに重み』」(横浜市の早川洋平さん・40歳) 8月22日(土)朝刊27面「長崎で体験 杉並の視覚障害者男性=野田守さん(92歳)」「被爆と差別 痛み深く 悲惨なにおい、うめき声 心に傷」「『戦力かどうかで人間を判断』 証言から見える本質(戦力になれないと差別された痛みが今も胸に刻まれている)」 8月24日(月)朝刊22面「シベリア抑留 追悼集会で訴え 『戦後まだ続いている』」「シベリアやモンゴルの抑留犠牲者を追悼する集いで祈りを捧げる新関省二さん(94歳)」 8月24日(月)夕刊1面「中国残留孤児 命の証言 集団自決『母と弟・妹 軍刀できられ』」「川越の女性 62人の体験を本に『悲劇の上に今の歴史がある』」(埼玉県川越市の元短大講師の藤沼敏子さん(67歳)がインタビューをまとめた残留孤児62人の証言集『あの戦争さえなかったら 62人の中国残留孤児たち』(上・下巻)を出版) 8月26日(水)朝刊18面「葛飾ゆかりの作家 豊田正子さん 亡き弟2人と戦死の歌手(上原敏)思い 鎮魂願う直筆3編発見」 8月26日(水)夕刊1面復興エール 古関メロディ「歌謡ひろしま」初CD化 被爆翌年発表 幻の曲再び 歌うのはシャンソン歌手の佐々木秀実さん。 8月28日(金)朝刊16面「八高線事故 風化防ごう 昭島市教委 調査報告書 11月に出版」(八高線多摩川鉄橋(昭島市)で1945年に旧国鉄八高線の登りと下り列車が正面衝突し、少なくとも105人が死亡した事故から75年になった。河川敷に事故列車の車輪を置いたモニュメントに、訪れる遺族の姿はなく、事故は風化が進んでいる。/犠牲者の多くは復員兵や疎開先から地元に帰る学生らだったとされる。 『しんぶん赤旗』 シリーズ《8・6-9被爆75年》(*印は、シリーズ以外、時系列で紹介) 7月23日(木)日刊紙1面及び4面「置き去りにされた朝鮮人」「祖国に戻るも」「補助受給困難」(広島県朝鮮人被爆者協議会理事長・金鎮湖さん) 8月5日(水)日刊紙1面及び4面「沈黙を破り 語り続け、今」「母との約束(被爆者であることを口外しない)」「泣き崩れて(1984年、明治大学で開催された日本母親大会で、初めて「私は被爆者です」と発言した際)」「核なき世界へ声上げ」「敗戦を知る」「6日に行動」(東京・町田 被爆者の会「町友会」会長・神戸美和子さん・82歳) *8月6日(木)日刊紙3面「『原爆の絵』描く広島市立基町高校の生徒たち いま記憶残せるのは私たち」 8月9日(日)日刊紙1面及び4面「広島と長崎で二重被爆 青森市・福井絹代さん・89歳」「弟と“地獄図”の中避難」「死体で埋まる道」 *8月10日(月)日刊紙10面「戦後75年の夏に 歌も芝居も『心のおやつ』」「戦中と交錯 ラジオ劇 NHK『おやつのいくさ』 主演若村麻由美さんに聞く セリフに感激 願うだけでは」 *8月11面(火)日刊紙1面「証言・戦争 東京都小金井市在住の青木みつおさん(82歳)の証言」「大空襲『死にたくない』 煙のない方へ 1・5キロメートル逃げる」「橋上 ガタゴト異様」 *8月14日(金)日刊紙1面「元毎日新聞大阪編集局長・藤原健さん(1950年岡山県生まれ):新聞社を退職後、沖縄県に移住し、沖縄大学大学院で沖縄の新聞の歴史を研究」「沖縄で続くいくさ 終止符を 平和へ強い決意 差別された文化」 *8月14日(金)日刊紙5面「戦後75年 日本の香港占領(上)ジャーナリストの和仁廉夫(わに・ゆきお)さんと振り返る」「侵攻で略奪や強姦頻発 銃剣で脅し 院長の証言(周辺の病院では、看護師が日本兵に強姦されたという話を聞いたと李院長は本の中で紹介しています。また、李院長は、香港陥落から9カ月が過ぎた1942年9,10月は出産数が異常な多さだったと回顧しています。多くが日本兵らの強姦によるものだと断言しています。これが3年8カ月に及ぶ香港の人々の過酷な生活の始まりでした。) *8月18日(火)日刊紙6面「戦後75年 北京・抗日戦争記念館を訪ねて 歴史学び 日中友好願う 過去の軍国主義 日本の謝罪前提」「息子に知ってほしい」「悲劇繰り返してはいけない」 *8月20日(木)日刊紙3面「滋賀医科大学名誉教授西山勝夫さん(1942年生まれ)に聞く」「(政府)答弁のうそあきらかに」「731部隊 政府文書発掘」「『細菌の研究と生産』明示 敗戦時の構成や敗走路も」「戦後75年 実像に迫る 部隊調査はGHQ下で 政府資料は全て公表を」「別項A 731部隊の戦争犯罪」 *8月22日(土)日刊紙15面「証言・戦争 ソ連軍に追われ 引き揚げ命がけ 幼い弟・妹の死 手当もできず 安堵感わかない」「熊本市・平田巌さん(84歳)の証言:当時3歳の弟と生後3か月の妹は、折り重なるように人でいっぱいのカ社の中で窒息死しました。本当に悲惨だった」 *8月24日(月)日刊紙13頁「証言・戦争 先生も子も 一色に 芽生えた疑問 『陸軍幼年学校生徒心得』を保存」(千葉県東金市在住の飯尾博さん(89歳)の証言:“ひとたび重大事態があれば天皇のために命を投げ出せ”と教え込んだ戦前の教育勅語。飯尾博さんは、教育勅語を当然のこととして少年時代を過ごしました。 *8月25日(火)日刊紙11面「戦後75年 くらし壊す戦争 焼夷弾『逃げずに消せ』 炎熱地獄 防空演習は役に立たず」(昭和のくらし博物館長小泉和子さん(86歳)の寄稿=建物疎開、消火訓練、灯火管制・・・じわじわと暮らしに入り込む戦争。小泉和子さんは、「昭和のくらし博物館長」として戦時中の生活、記憶を伝えてきました。戦後75年。思いを寄稿してもらいました。
by kenpou-dayori
| 2020-08-23 21:08
| 忘れてはならない事実の記録シリーズ
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