2020年11月19日(木)(憲法千話)
憲法便り#3850:冬になってもスイカが売れ続ける謎が解けました!
昨日の夕方、買い物散歩の帰りがけに「青果の加藤商店」の前を通ると、スイカが五つ並んでいた。
キンカンの初物が並んでいたので、大将の甥っ子に質問をする前に、「取材協力」へのお礼としてキンカンを買った。
そして、彼に、いったい誰がスイカを買っていくのかを質問した。
答えは明快。「買って行くのは、すべて中国人」とのことだった。
金持ちの中国人には、水代わりにスイカを食べる習慣があるという。
赤い色も、縁起の良い色として好まれる。
「2000円という値付けであれば、並べるそばから売れて行く。寒さによって、甘味が増し、今が一番おいしい季節。毎日買いに来る人もいる」。「ただし、同じものが、金持ちの中国人が縁起をかついで買うので、正月には5000円に値上がりする。だから、手がでない。値が下がってきたら、仕入れを再開する」とのこと。
納得。
********************************************
2020年11月10日(火)(憲法千話)
憲法便り#3838:ショート・ショート;7日に立冬を迎えたのに、八百屋さんの店頭に大きなスイカが並んでいるのを見て、スイカの季語を調べてみた!
7日に立冬を迎えたのに、高田馬場の「さかえ通り商店街」の青果加藤商店の店頭に大きなスイカが並んでいる。
11月に入ってから、12個を売り切り、一昨日もまた6個を並べていた。今夕、前を通りかかると、一つ売れていて、五個が並べられていた。
大将の了解を得て、写真を撮らせていただいた。
(11月11日追記:夕方、買い物散歩の帰りがけに店の前を通ると、スイカは四つになっていた)
(11月14日追記:夕方、買い物散歩の帰りがけに店の前を通ると、スイカは三つになっていた)
(11月16日追記:夕方、買い物散歩の帰りがけに店の前を通ると、スイカは残り二つに)
(11月18日追記:夕方、買い物散歩の帰りがけに店の前を通ると、スイカは新たに五つが並んでいた)
スイカは夏が旬。
ところが、スイカの季語は立秋(8月上旬)。
生活実感とは違っている。
季語の成立を調べてみると、万葉集にさかのぼる。
『能因歌枕』での季語数は150だったが、現在は5000を超える。
芭蕉のころは2626(傍題を含めると5754)という。
妻はスイカが嫌いなので、昨夏までは、冷蔵庫のスペースを占拠してしまうスイカを買うことを控えていた。
だが、今夏は、猛暑の中、落合百景を取材するために歩き回ったので、連日スイカを食べた。
さすが、立冬を過ぎた今は、スイカを見ても、甘いと聞いても、食指が動かない。
小玉ではなく、大きなスイカをどんな人が買っていくのだろうか?
ついでに、冬瓜(とうがん)の季語も調べてみた。
冬の瓜と書くが、旬は夏。
夏の風物詩である。
だが、季語は、こちらも立秋。