2021年1月14日(木)(憲法千話)
憲法便り#4072:シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事が、ユダヤ人襲撃になぞらえ「うそで人々を誤らせた」と、トランプ大統領を批判! 議会乱入事件で!!
2021年1月12日(火)付『しんぶん赤旗』日刊紙第6面を引用しました。
重要な記事なので、全文の文字起こしをしました!
【見出し】
「うそで人々を誤らせた」
「シュワルツェネッガー元州知事 ユダヤ人襲撃になぞらえ(トランプ大統領)を批判」
「議会乱入事件」
シュワルツェネッガー元米カリフォルニア州知事は10日、ツイッターに掲載した動画で、トランプ米大統領支持者による議会議事堂乱入事件を、1938年11月9日のナチスによるユダヤ人襲撃(通称「水晶の夜」)になぞらえ、「トランプ氏はうそで人々を誤った方向に導き、武力転覆をやろうとした」と批判しました。
オーストリアからの移民であるシュワルツェネッガー氏は、「史上最悪の(ナチス)政権に協力した罪の意識を酒で紛らそうとした失意の人たち」の中で育ったと述懐。自身の父親もナチスの党員だったことを明かしました。
「水晶の夜」について、襲撃に加わっただれもが「過激な反ユダヤ主義者やナチス」だったわけではなく、「多くはただ同調し、徐々にそのようになっていっただけだ」と述べました。
トランプ氏がうそで人々を誤らせたとして、「私の父や近所の人たちもうそで誤った方向に導かれた。その先がどうなるかを私は知っている」と述べました。
また、共和党議員の中には「勇気がなく」、議会への乱入者に「共謀した」者もいると批判しました。