2021年1月30日(土)(憲法千話)
憲法便り#4238:医療費75歳以上の負担増に反対! 全国保険医団体連合会が、1月28日に衆院第2議員会館で署名17万人分提出集会!
2021年1月29日(金)付『しんぶん赤旗』日刊紙第12面を引用しました。
重要な問題なので、全文の文字起こしをしました。
75歳以上の高齢者の医療費窓口負担2割化に反対する署名提出集会が28日、
全国保険医団体連合会(保団連)の主催で行われ、集まった17万人分の署名が
提出されました。
オンラインを含め全国30カ所から、約100人が参加しました。
各地からの報告では、クラスター(感染者集団)発生した病院から100メートル
離れている病院で、患者の受診が激減し、経営が圧迫されている事例や、受診抑制が
起きている中で、高齢者の医療負担を1割から2割に引き上げれば、健康意識を
ますます後退させてしまうといった報告がされました。
開会あいさつで、保団連の住江憲男会長は「コロナ禍で、医療は崩壊にひんしています。
地域医療体制の確保のために何ら有効な具体策をとらない自公政権の不見識さは、国民に
対する愚弄(ぐろう)、蔑視以外の何ものでもありません」と強調。「国民生活が困難に
直面している今、国民にさらに困難を強いる高齢者医療窓口負担2割化は、断じて許せま
せん」と訴えました。
集会には、日本共産党の清水忠史、宮本徹、畑野君枝各衆院議員、武田良介、紙智子両
参院議員、立憲民主党、国民民主党などの議員があいさつしました。