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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2021年 05月 17日

憲法便り#5091:助かる命失う! 感染した大阪の友人が入院出来ぬまま死去! 医療機関、保健所を減らしたのは誰だ! 東京・ハルクさん=仮名(40歳)の衝撃の談話!

2021年5月17日(月)(憲法千話)
憲法便り#5091:助かる命失う! 感染した大阪の友人が入院出来ぬまま死去! 医療機関、保健所を減らしたのは誰だ! 東京・ハルクさん=仮名(40歳)の衝撃の談話!
2021年5月17日(月)付『しんぶん赤旗』日刊紙第13面を引用しました!
【記事本文の全文】
 猛威をふるう新型コロナウィルス感染症。政府は16日から緊急事態宣言の対象を9都道府県に広げましたが、収束への見通しは立っていません。重傷者が増え、4月に全国で96人、大阪では39人、自宅などで入院できぬまま亡くなっています。医療体制の崩壊で、多くの人の命が危険にさらされています。(武田祐一)

 「息子は新型コロナで亡くなりました」
 大阪に住む友人の母親からかかってきた電話に、東京都内に住むハルクさん=仮名=(40歳)は衝撃を受けました。
 友人は40代前半で、介護職でした。4月26日、熱と倦怠感があり、医療機関に行き、抗原検査を受けました。結果は陽性で、当初は軽症でした。病院に空きベッドがなく入院出来ない状況で、自宅待機になりました。1人暮らしで外出もできないため食料などを母親が送ってくれました。
 4月28日の午前6時ごろ、症状が急変。39度の高熱と息苦しさを訴えました。「救急車を呼んで実家にも連絡。受け入れ先が5時間も見つからず、やっと病院に到着した際には、息を引き取っていた」とハルクさん。
 ハルクさんとは大相撲ファンの仲間でした。新型コロナ流行前には、「東京・両国での本場所や3月の大阪場所、地方巡業などを、お互いに行き来して観戦し、力士や相撲の魅力を語り合ってきました」。
 ディサービスの仕事をしていたので、気がかりでした。「4月の上旬に連絡したときには、何とかやっているという返事でした」
 しかし、ゴールデンウィークに入って間もなく「ライン(インターネットの無料通信アプリ)で、様子をたずねましたが、返信がありませんでした。
 ハルクさんが母親に聞いたところによると、友人に持病はなく、大きな病気をしたこともなかったといいます。働いていた介護施設で感染者が出て、そこから感染した可能性があります。 
 「助かる命だったのに、悔しくてなりません」。ハルクさんはこう訴えます。「大阪では維新の会、東京では自民・公明の悪政で医療機関や保健所が減らされて来ました。いま都民ファーストも加担して都立・公社の病院を儲け優先の独立行政法人に改悪しようとしています。東京五輪は直ちに中止し、新型コロナから命とくらしを守ることこそ大事なのではないでしょうか」

憲法便り#5091:助かる命失う! 感染した大阪の友人が入院出来ぬまま死去! 医療機関、保健所を減らしたのは誰だ! 東京・ハルクさん=仮名(40歳)の衝撃の談話!_c0295254_20192008.jpg





by kenpou-dayori | 2021-05-17 20:57 | 医療破壊ノー


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