憲法便り＃５１４１：高田馬場駅西口のすぐそばにあるパチンコ店が３月３１日に閉店していました！最初の営業自粛要請に応じず営業し続けていたところ、「悪徳業者」としてマスコミのやり玉に上げられた店です。

２０２１年６月１３日（日）（憲法千話）

憲法便り＃５１４１：高田馬場駅西口のすぐそばにあるパチンコ店が３月３１日に閉店していました！最初の営業自粛要請に応じず営業し続けていたところ、「悪徳業者」としてマスコミのやり玉に上げられた店です。

この張り紙を見て、様々な思いがよぎる。

当時、日曜日の朝だったと記憶しているが、朝の散歩をしていて、この店の前に十数人の取材陣がいたので、有名人でもきているのかと思ったら、若い女性従業員が、盛んに呼び込みをしていた。この店はよく、チンドン屋さんを頼んで客寄せをしていたから、また何かあったのか思った。

それに、高田馬場の「さかえ通り」はタレントを連れて、取材に来ているのを何回が見かけたこともある。

午前中に取材に来ても何もないことを知らないディレクター多い。この通りは、夜が勝負どころなのだ。

わたしは、パチンコには興味がないし、「パチンコ依存症」などの弊害が大きいので、健全な娯楽とは思ってもいない。

だが、毎日この前を通り過ぎていたにもかかわらず、今日まで気付かなかったことはショックであった。

以前、この店の上階にある飲食店を利用したことがある妻も、まったく気づいていなかった。

町が、商店街が、コロナ禍で、壊れていることだけは確かだ。

この店をやり玉に挙げた記者諸君は気付いていないだろう。

やり玉に挙げて、「後は野となれ、山となれ」ということか。

パチンコ屋をやり玉に挙げた一方、いま日本の全国各地での、外国からのカジノ誘致がさかんに報じられている。

この国と、マスコミはおかしい。

腹が立つことこの上ない！