2021年6月19日(土)(憲法千話)
憲法便り#5162:北海道の民青主催「たまりば」で若者を支援!
2021年6月19日(土)付『しんぶん赤旗』日刊紙第15面を引用しました。
【記事の全文】
コロナ禍高校生や10代の青年が安心できる場所をと日本民主青年同盟北海道委員会は6月17日夕、移動型スペース「たまりば」プロジェクトを札幌市で開きました。
今年3月に続き2回目の開催。陽が傾き、過ごしやすい気温となった大通公園では緊急事態宣言下、学校帰りの高校生や親子が休憩し、涼んでいました。
公園の一角に菓子や文房具、コスメ(化粧品)、生理用品、妊娠検査薬をそろえ、「高校生、10代向けに無料支援を行っています」と呼びかけ、高校生らが足を止めました。
同時に実施したアンケートには、15~20歳の学生らが回答し、「あってよかったもの、うれしかったもの」の欄には「生理用品、化粧品」との声が寄せられました。ツイッターから情報を得てボランティアで参加した女性(31歳)は、「普通に明るい印象の子たちが、遠慮しつつ、嬉しそうに生理用品などを持ち帰っていて、気づかないだけで需要の大きさを実感しました」と話します。
”生理の貧困”が大きな社会問題となり、自身も症状が重く、無理して出勤したり、学生の頃は学校にある生理用品は、返却するものだったと振り返ります。
「最近、都立高校で無料配布・設置されるようになり、時代が変わってきています。ちゅうちょすることなく、気軽に手に入るような社会になればいいですね」と語りました。