2021年12月31日(金)(憲法千話)
憲法便り#5934:髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」という運動をご存知ですか!
懇意にしている若いお母さんが、1週間ほど前に、突然、長い髪をバッサリと切って、ショートカットにした。小学生3人のお母さんである。
話を聞いてみると、ヘアドネーションへの協力のためと言う。
髪を贈る協力の条件は、31cm以上であること、郵送の費用は協力者が負担すること。
専業主婦だが、何か社会貢献をしたいと考えていた時にこの運動を知った。
領収書の送付は希望していないので、送られてこない。
文字通り、善意による一方的な行為である。
彼女は、大阪にあるJHD&C(ジャーダック)に協力している。
その理由は、ヘアドネーションの先駆けであること、運営が会社ではなく、一般社団法人であることであった。
そして、良かったこととして、子どもたちに、伸ばすところから切って送るところまでを子どもたちに見せられたこと。
ただし、シャンプーやドライヤーが大変だったこと、長くなると、寝ている間に首に巻きつくこともあって驚いたと話していた。それにしても、いわゆる「緑の黒髪」をバッサリと切るのは、大変なことだと思う。
インターネットで調べてみたところ、分かり易い協力呼びかけの文章があったので、紹介します。
以下は、NPO法人HEROヘアドネーションプロジェクトのホームページの紹介です。
連作先は、〒981-8003宮城県仙台市泉区南光台2丁目13-1 ヘアドネーションプロジェクト係
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私たちの元には、現在このウィッグ待ち望んでいる子供たちが大勢います。
髪を切ろうと思っている皆様にお願いします。どうか、その髪の毛を子供たちのために、役立たさせてください。
髪の毛を寄付するときの注意点Pointsto note when donating hair.
医療用ウィッグとして使用できる最短の長さは31cmです。
※引っ張ると切れてしまうほどのダメージでなければご寄付いただけます。
髪は乾燥した状態で、くせ毛等は伸ばした状態で計測して下さい。湿っていると移動中に繊維が痛みやすくなり、カビなどが繁殖すると周囲の髪もまとめてダメージを受けるので注意してください。
毛束は根元を輪ゴム等でしっかりと括ってください。紐などで縛ると途中でほどけてしまうので、ゴムを使用してください。
ウィッグは長さによって選別されます。複数の髪の毛を送る場合には、全員のものをまとめて束ねず個人で束ねてください。
パーマやヘアカラー、縮毛矯正等の化学処理が施されている場合でも、トリートメント等で日常的に手入れされていて、主観的にダメージの少ないものであれば問題ありません。
切り口から毛先までの長さが31cm以上が必要です。
カットするときは、カットしやすいよう何ヶ所かをゴムで束ねてからハサミを入れてください。
細く束ねた場合は、束ねたゴムから1cm程度上からカットしてください。太く束ねた場合は、2cm程度上からカットしてください。
※細く束ねた場合、出来るだけ長さを合わせてゴムで一つにまとめてください(複数人送る場合には、個人ごとにまとめてください)。
※バラバラになってしまった髪の毛は使用できなくなってしまいますので、ご注意ください。
①行きつけの美容院でカットしてご自分で送付する
行きつけの美容室が賛同美容室でない場合、対応していただけるかを事前にご確認ください。ヘアドネーションは、通常のカットよりも作業手順が増えます。美容師さんとよく相談をしてから行ってください。
②賛同美容室でカットする
ヘアドネーション賛同理美容室ですので、手順や注意点なども把握されていますが、事前に「ヘアドネーション希望」と必ず伝えてください。
賛同理美容室は髪の毛の送付も行っていますが、ご自身で送りたい場合には、美容師さんと相談の上、下記の「包装の仕方・発送について」を参考にしてください。
※一部送付サービスを行なっていない理美容室もありますので、事前にご確認ください。
③自分でカットして自分で送る
ご自宅でカットした髪の毛をお送りいただく事も可能です。正しくカットされ束ねてある髪の毛でしたら、どなたでもご協力いただけます。
封筒やレターパックなどに、髪の毛をゴムで留めたままの状態で入れてください。髪の毛を包む場合には、ビニール袋に入れてお送りください。ラップやティッシュで髪の毛を包むことは絶対におやめください。
複数の方の髪の毛を同時に送る際は、個人ごとにビニール袋に入れてお送りください。
お名前や居住地を書いた紙を必ず同梱してください。髪の毛を送っていただいた方は、弊社到着時に受け取り確認の意味でホームページのトピックス掲載いたします。本名の記載ができない場合には、ニックネームまたは匿名希望とお書きください。
※送料は、恐縮ですがご負担くださいます様お願い申し上げます。
※木箱やダンボールでの発送はご遠慮ください。なるべく簡易包装でお願いいたします。
※料金不足、着払いについてはお受け取りすることが出来ません。必ず料金を確認してからお送りください。
私たちは、1円でも多くウィッグの制作費や型取りに赴く交通費に資金を充当して、1日でも早く、一人でも多くの子供たちにウィッグを届けたいと考えています。そのため、他団体で発行しているような「感謝状」の作成や発送は、経費を抑えるために行っておりません。
お送り頂いた方は全て、お礼と共にお名前または匿名をホームページのトピックスに掲載させていただき、お礼状に代えさせていただきます。
※受取証をご希望の方は、返信用封筒に返信先をご記入の上、切手を貼って髪の毛と共にお送りください。(受取証は簡易な事務的なものです)
※トピックスは、このホームページのトップページにございます。