2022年1月3日(月)(憲法千話)
憲法便り#5954:2022年箱根駅伝についての感想:①1区で中央大の吉居選手が15年ぶりに区間新、②関東学生連合が往路15位、復路14位、③青学がぶっちぎりの総合優勝!
この結果は、いずれも日頃の練習に確信を持ち、己が力を出し切って、素晴らしい結果である。
◎中央大の吉居選手は、スタートから、一気に飛び出し、他の選手のペースに合わせることなく、エース区間2区の選手にたすきを渡した。
彼は、2007年に東海大の佐藤悠基選手が打ち立てた区間記録を、15年ぶりに、それも26秒も更新した。
次にこの記録を破るのは誰か?吉居選手自身なのか?
果してわたしが生きているうちにそのレースが見られるのか、来年以降の箱根駅伝を楽しみにしている。
◎例年の関東学連選抜は、途中かなり頑張っていても、最終的には、最下位で終わっていたような印象があった。
だが、今年は違っていた。往路の15位は、積極的に攻めの走りを続けた結果であり、復路でひとつ順位を上げたことは、非常に意義がある。
往路でも、復路でも、箱根駅伝の常連、名門、優勝候補と目されていたチームが学連の後塵を拝した。これは、全体のレベルが上がっていることを示している。
来年の学連チームの活躍を期待したい。
◎青学が、2位の順天堂大に10分51秒の差を付けて、完全優勝を遂げたことは立派である。
来年はどうなるのか、原監督のもとでの独走を許すのか、他大学のチームがどう立て直しを図るのか、
わたしは、いまからそれを楽しみにしている。わたしは、文化放送のラジオ中継を聞いていたが、アナウンサー、解説者、ゲストのいずれも、青学や、自分の出身校の話にかたよりがちだった。したがって、わたしは、あえて、このような論評を加えた次第である。