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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2022年 02月 06日

憲法便り#6093:コロナ感染対策のため新宿区は全ての小中学校で分散登校を開始した。分散登校と二部授業の違い、ご存知ですか!二部授業は学級全体が一緒に早組、遅組になるが、分散登校は学級を半分に分ける!

2022年1月28日(金)(憲法千話)
憲法便り#6093:報じられるところによると、オミクロン株感染対策のため、新宿区はすべての小中学校で分散登校を開始した。分散登校と二部授業の違い、ご存知ですか!二部授業は、クラス全体が一緒に早組み、遅組みになるが、分散登校はクラスを半分に分けて早組み、遅組みになる!

 わたしが東京の葛飾区立渋江小学校に入学した昭和24年(1949年)は、教室不足のため二部授業が行われていた。午前投稿の早組、午後登校の遅組。教室不足の原因は、戦争中に米軍の無差別の焼夷弾爆撃により焼きつくされた墨田区の向島方面から、木製の長い四ツ木橋を渡って命からがら逃げてきた人たちの避難場所として、中川中学校が使われていたことだった。
 そして、その中川中学校が、わたしたちの渋江小学校の一角を占めたため、二部授業となった次第。この状況がいつまで続いたか憶えていない。
 わたしは渋江小学校卒業後、中川中学校に進学したが、念のために同校の始まりについて調べてみると、次のことが分かった。

 昭和20年敗戦の結果、日本は、マッカーサーによる占領下に置かれる。
 昭和21年(1946年)11月、日本国憲法公布。
 昭和22年(1947年)教育基本法、及び学校教育法公布。
 昭和22年(1947年)に、第九中学校として開設された。
  それ故、兄が通っていたころは、「九中」と呼ばれていた。
 




by kenpou-dayori | 2022-02-06 20:27 | ご存知ですか?シリーズ


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