2022年2月21日(月)(憲法千話)
憲法便り#6155:フランス革命200年祭記念出版『銅版画フランス革命史』(読売新聞社、1989年)縦37.5センチ×横31・5センチ×3.5センチ)を紹介します!
わたしが所蔵している書籍の中で、最も大型の本です。
フランス革命200年祭記念出版『銅版画フランス革命史』(読売新聞社、1989年)縦37.5センチ×横31・5センチ×3.5センチ)
【帯の説明文】フランス革命をイメージに捕えた貴重な画集(1804年刊)を再現。 西洋史学者の垂涎の的である「専修大学ミシェル・ベルンシュタイン文庫」所蔵『銅版画によるフランス革命史』全3巻から、ジュ・ド・ポムの誓い、バスティーユ占領、ルイ18世の処刑、マラーの暗殺など事件の絵130点、マリー=アントワネット、ミラボー、ロベスピエール、ダントンなどフランス革命の主役たちの肖像画50点、計180点を復刻し、わが国気鋭のフランス革命史家による斬新な解説を付して編集した。定価22,000円。
カバー絵「バスティーユ司令官の逮捕」(1789年7月14日)
*専修大学は、創立100周年を記念して、当時健在だったミシェル・ベルンシュタイン本人から直接「専修大学ミシェル・ベルンシュタイン文庫」を3億円で購入している。その情報を伝え聞いたカナダの研究機関が「6億円でも買いたかった」と悔しがっていたことを、記憶している。さらに数年後のことだが、フランス革命関係の最大のコレクションを所蔵していた、フランスのリオンにある図書館で火災があり、かなりの資料を焼失したことも、報じられた。
その結果、専修大学は「フランス革命史」に関する世界で最大の資料を有することとなった。