2022年3月5日(土)(憲法千話)
憲法便り#6199:原発避難3訴訟に関して、最高裁が国の責任についての統一判断へ!東電の賠償責任が確定!
2022年3月5日(土)付『しんぶん赤旗』日刊紙第1面を引用しました。
東京電力福島第1原発事故をめぐって国と東電に住民らが損害賠償などを求めた「生業(せいぎょう)を返せ!」福島原発訴訟(生業訴訟)」、群馬訴訟、千葉訴訟の3件の集団訴訟について最高栽第2小法廷(菅野博之裁判長)は2日付の決定で、全国で約30ある同種の訴訟で東電の責任が確定するのは初めて。
3件の高裁判決が命じた賠償額は計約14億円(原告は約3600人)で、いずれも倍賞の目安を定めた国の「中間指針」を上回る損害を認定しています。3件の原告団と弁護団は、原告らが被った損害の賠償としては極めて不十分だとしつつ、今回の決定が「高裁判決を是認し法的に確定させたことは重要だ」としました。(以下、略)