2022年3月16日(水)(憲法千話)
憲法便り#6230:ロシアの政府系テレビ第1チャンネルの生放送中、編集スタッフのマリーナ・オフシャニコワさんが「戦争反対」「プロパガンダを信じるな」といったメッセージを掲げ、命懸けの行動!
2022年3月16日(水)付『しんぶん赤旗』第1面を引用しました。
【記事の全文】
ロシアの政府系テレビ「第1チャンネル」の14日夜(日本時間15日未明)のニュース番組の生放送中、ロシアのウクライナ侵攻をめぐり「戦争反対」「プロパガンダを信じるな」といったメッセージを掲げた女性が登場しました(写真、ロイター、ビデオ映像から)。女性は第1チャンネルの編集スタッフのマリーナ・オフシャニコワさん。その後、警察に連行されました。
オフシャニコワさんが登場したのは看板ニュース番組「ブレーミャ(現代、時代)」。キャスターがニュースを伝える背後で、ロシア語と英語で書かれたメッセージを掲げました。「戦争をやめて」と声に出しても訴え、その様子が数秒間放映され、別のニュースに差し替えられました。
直後にはツイッターで「やったことを後悔しない。結果がどうあれ、わたしには栄誉の印だ」と表明。インターネット上で声明を公開し、父がウクライナ人で母がロシア人だと明かし、「ウクライナで起きていることは犯罪で、ロシアは侵略国だ」と述べ、侵略の責任はプーチン大統領にあると批難しました。