2022年4月3日(日)(憲法千話)
憲法便り#6239:「表現の不自由展 東京2022」始まる!作品見る機会を奪うな!開催が延期されていた「表現の不自由展 東京」が2日、東京都国立市の「くにたち市民芸術小ホール」で始まりました。5日まで開催されます。
2022年4月3日(日)付「しんぶん赤旗』日刊紙第13面を引用しました。
↓平和の少女像
開催が延期されていた「表現の不自由展 東京」が2日、東京都国立市の「くにたち市民芸術小ホール」で始まりました。5日まで開催されます。
2021年6月に別会場で開催が予定されていた同展ですが、相次ぐ妨害行為による近隣への迷惑を理由に会場の貸し出しが不可となり、延期4されていました。
「表現の不自由展 東京2022」では、「慰安婦」の被害を記憶する「平和の少女像」や原発をテーマにした「叫びと囁(ささや)きフクシマ:記録と記憶」ばど、16組のアーティストの作品を展示しています。
記者会見をした主催団体の岡本有佳共同代表は「開催できたことにうれしい気持ちでいっぱいです。地元の国立を中心とする市民、アート関係者のグループでつくった芸術展開催を実現する会と、市や施設の協力があってこそ。一つ一つの作品と向き合ってほしい。4日間、最後まで開催できるよう十分に対策をとっていきたい」とあいさつ。岩崎貞明共同代表は「作品を見たい人がいて、見せたい人もいる。その中で私たちはその場を提供するため、妨害行為に対応しなければならないのが現状です。「作品を見る機会を奪うようなことはしてはならない」と話しました。
同展には1日あたりおよそ400人の来場が見込まれます。会場周辺では多数の警察官が配置されるなか、開催に反対する団体の妨害活動があり、それに対して「表現の不自由展を支持する市民らが抗議を行いました。