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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2022年 06月 17日

憲法便り#6595:昭和二十七年四月二十八日、サンフランシスコ平和条約発効に際して宮内庁から発表された昭和天皇の御製五首のうちの一首を紹介します!

2022年6月17日(金)(憲法千話)

憲法便り#6595:昭和二十七年四月二十八日、サンフランシスコ平和条約発効に際して宮内庁から発表された昭和天皇の御製五首のうちの一首を紹介します!


「風さゆる み冬は過ぎて まちにまちし 八重桜咲く 春となりけり」

この御製は、新宿歌舞伎町にある鬼王神社の正殿に、参拝者が自由に持ち帰ることが出来るように置かれていた「生命(いのち)の言葉」・令和四年壬部寅歳卯月(うづき)四月」に掲載されていたものです。

裏面の「主権回復70周年を迎えて」には次のように説明されています。

「昭和二十七年四月二十八日にサンフランシスコ平和条約が発効されました。これにより日本と連合国の戦争状態は終了し、領土領海における主権が認められ、独立を取り戻しました。この御製は平和条約発効の当日、宮内庁より発表された昭和天皇の御製五首のうちの一首です。

昭和天皇は後日、「万世のため」に太平を開かんと決意し、四国共同宣言(ポツダム宣言)を受諾して以来、年をけみすること七歳、米国を始め連合国の好意と国民不屈の努力とによって、ついにこの喜びの日を迎うることを得ました」と仰せになられました。本年はこの年から七十年を迎えます。」



by kenpou-dayori | 2022-06-17 08:20 | 今日の話題


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