憲法便り＃６６３１：東京地裁が、東電旧経営陣に賠償命令！過失認定１３兆円超！福島電発事故は対策で防げた！

２０２２年７月１４日（木）付（憲法千話）

憲法便り＃６６３１：東京地裁が、東電旧経営陣に賠償命令！過失認定１３兆円超！福島電発事故は対策で防げた！明快な判決！

２０２２年７月１４日（木）付『しんぶん赤旗』日刊紙第１面、及び同日付『東京新聞』朝刊第１面、第２５面を引用しました。

２０２２年７月１４日（木）付『東京新聞』朝刊第１面の記事は、具体的で、非常に説得力があるので、「裁判長、語気強め「責任感欠如」の見出しで書かれている裁判長の言葉の全文をそのまま紹介したい。

「七か月かけて書いた判決です。最後までしっかり聞いて下さい」。朝倉佳秀裁判長＝写真＝は前置きしてから判決理由を読み上げた。

　約四十分にわたる判決言い渡しで、朝倉裁判長は時に語気を強めながら、旧経営陣の主張を退けていった。「（東電は）有識者のうち、都合の良い部分をいかに利用し、都合の悪い部分を如何に無視し、顕在化しないようにするかと腐心してきた」

　さらに「被告らの対応は東電内部では当たり前の行動だったかもしれないが、原子力業者としては安全意識や責任感が、根本的に欠如していた」と厳しく批判した。

第２５面より

１３日、判決後に霞ヶ関の司法記者クラブで記者会見に臨んだ河合弘之弁護士、海渡雄一弁護士、原告の山﨑久隆さん、木村結さんは「満点判決」と喜びを語った。

提訴１０年で、初の断罪である。