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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2023年 01月 04日

憲法便り#6853:「2016年7月9日(土)付『憲法便り#1746:太平洋戦争中、米軍が空中からまいた「爆撃予告」のビラ。戦争は絶対に反対です。』の改定版!

2023年1月4日(水)(憲法千話)

憲法便り#6853:「2016年7月9日(土)付『憲法便り#1746:太平洋戦争中、米軍が空中からまいた「爆撃予告」のビラ。戦争は絶対に反対です。』の改定版!


昨年12月28日に放送された「徹子の部屋」で、黒柳徹子さんから2023年について問われ、「新しい戦前になるんじゃないですかね」と発言したということが話題になっている。これは、タモリさんが終戦から1週間後に生まれたという話からの流れで、この発言に連なったとのことだが、ひと言で、ズバリと時代の本質をいい表わしている。


一方、私は2013年5月3日の「ブログ開設の挨拶」で次のように述べている。

 「憲法改悪に反対する明確な意思表示として、四月に『心踊る平和憲法誕生の時代』を緊急自費出版し、これを機に、ブログを開設することにしました。
 体力、気力、そして視力の限りを尽し、安倍政権下で現在進行している問題についてもふれ、私自身が納得いく本を作りました。そのため、当初予定したページ数を大幅に超え、B5判240頁になりましたが、価格は1,000円のままとしました。出版部数も当初は1,000部の予定でしたが、北海道から沖縄までの全国各地からの刊行前のご予約が1,100部を超え、現物を見て検討してから追加注文したいとのご要望もありましたので、2,000部を刊行しました。
『心踊る…』の書名は、1946年11月1日付『徳島民報』一面に掲載された《新憲法祝賀おどり》の広告の、次の喜び溢れる言葉に因んでいます。
「11月3日は新憲法公布の日だ、新日本の黎明だ、平和だ、友好だ、豊年じゃ、満作じゃ、みんなで祝う、阿波踊りが許された、踊りおどるなら華やかに踊ろう」
〔日時〕11月3日朝9時から夜11時まで〔会場〕市役所前〔主催者〕徳島商工会議所と徳島民報社。
 本書が広まれば、情勢は変えられるものと確信しています。
 4月30日に国立国会図書館に寄贈してきましたが、都道府県立中央図書館にも順次寄贈を予定しています。
 本書の概要及び注文方法は、別掲のカタログをご覧ください。
 このブログには、本書に含めることが出来なかった研究成果、新たな行動、本書への感想その他の紹介を考えています。

 情勢を変えるためマスコミ等に働きかけを強めるつもりですが、地方紙を含め、皆様からも、本書を参考にして投書など様々な形で情報発信をして頂きたく、お願いする次第です。                                                                岩田 行雄」
 本書を刊行した後も、憲法講演を全国各地で行い、私が出来る限りの努力を続けてきたつもりである。
 情勢が厳しければ厳しいほど、憲法講演が果す役割は大きいものと考えている。
 いま、ひとり芝居『ヒットラー来たり、ヒットラー去る』の再演を準備中でもある。
 アメリカのお先棒を担いで、戦争への危険な道を突き進もうとしている岸田政権の悪政を一日も早く終わらせたいと思う。



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2016年7月9日(土)(憲法千話)
憲法便り#1746:太平洋戦争中、米軍が空中からまいた「爆撃予告」のビラ。戦争は絶対に反対です。

私の一家は、疎開先の小名浜で、空爆を受け、家も、持ち物も、食料もすべてを焼かれました。

だから、安倍政権の軍拡路線、憲法改悪、戦争政策には絶対に反対です!

戦争は、二度としてはならない!



2016年7月9日(土)(憲法千話)

憲法便り#1746:太平洋戦争中、米軍が空中からまいた「爆撃予告」のビラ。戦争は絶対に反対です。

私の一家は、疎開先の小名浜で、空爆を受け、家も、持ち物も、食料もすべてを焼かれました。

だから、安倍政権の軍拡路線、憲法改悪、戦争政策には絶対に反対です!

戦争は、二度としてはならない!
憲法便り#6853:「2016年7月9日(土)付『憲法便り#1746:太平洋戦争中、米軍が空中からまいた「爆撃予告」のビラ。戦争は絶対に反対です。』の改定版!_c0295254_19352898.jpg*国立国会図書館所蔵








憲法便り#6853:「2016年7月9日(土)付『憲法便り#1746:太平洋戦争中、米軍が空中からまいた「爆撃予告」のビラ。戦争は絶対に反対です。』の改定版!_c0295254_1934469.jpg















米軍機は、雨、霰(あられ)のように焼夷弾を投下している。
これは明らかに軍事犯罪として裁かれなければならない爆撃である。
この爆弾の下には、燃えやすい木造の民家が密集しており、多数の死者、負傷者が出ており、家屋及び財産の焼失があった。
爆撃予告ビラはこれだけではない。青森に蒔かれたものは、警察官や警防団員が拾い集め、このビラについて口外することを禁じたので、知る住民はほとんどいなかったとの証言がある。
また、青森県知事、青森市長が、避難して自宅に帰らない住民には、食料の配給を中止することを発表したので、住民は帰宅せざるをいなかった。
その結果、昭和20年5月28日夜に来襲した62機のB29が投下した焼夷弾により、1018人が亡くなり、負傷した住民も300人にのぼったと記録されている。



by kenpou-dayori | 2023-01-04 14:10 | シリーズ 米軍による空爆・空襲


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