2023年3月11日(土)(憲法千話)
憲法便り#6896:「沖縄 捨て石」許容できぬ;沖縄国際大学名誉教授・照屋寛之さんの談話!
2023年3月7日(火)付『しんぶん赤旗』日刊紙第1面を引用しました!
政府があおる「台湾有事」は「西南有事」でもあります。ミサイル配備が進められている沖縄県石垣市、宮古島市、与那国町など(先島諸島)の第1列島線上にうるま市(沖縄本島)は位置します。ミサイルが配備される陸上自衛隊の分屯地の近くには1キロ内に四つの小中学校があり、多くの保育園もあります。基地が攻撃されれば、たくさんの市民が巻き込まれることは明白です。
こうした危険がありながら国や市は、住民に説明を一切していません。「外交防衛問題は国の専権事項」と考えていますが、実際に戦争が起き、被害を受けるのは住民です。
たどえ、「専権事項」だとしても住民の納得できることでなければやってはいけません。反対の声を無視して国が強引に軍拡を進めるならば、国民には「抵抗権」があります。