2023年3月15日(水)(憲法千話)
憲法便り#6899:3・11で助かった命!そして・・・;福島県双葉町沖合い、秋田県五城目町、仙台空港ビル、宮城県多賀城市のさまざまな様子を伝えます!
この紙面の構成を考える歳に真っ先に頭に浮かんだのは、ロシア文学者・原卓也先生が翻訳をなさったラスプーチンの著作の題名『生きよ、そして記憶せよ』であった。
今朝、この記事のコメントを整理をし始めた午前6時5分ごろ、茨城県沖で震度4の地震があり、我が家のベランダのガラス戸が、カタガタと音を立てて揺れました。
2011年3月14日(月)付『秋田魁新報』日刊紙第20、21、22面を引用しました。
福島県双葉町沖の洋上で漂流する新川広光さん=13日午前11時15分
漂流2日、男性還元;福島沖、海自艦が救助!
海上自衛隊に救助された新川さん(中央・黄色い毛布に包まれている方)=13日午前11時35分(いずれも海上自衛隊提供)
「はうように逃げた」無事秋田に帰れた43人、間一髪!
岩手県大槌町の浪板温泉に滞在2日目の11日、東日本大震災に見舞われた秋田県五城目町、井川町の高齢者ら43人が13日、秋田県に無事到着した。
太平洋を眼前に望む宿泊中のホテルで観劇中だった一行は、地震発生直後、ホテルが用意したとみられるバスや徒歩で附近の高台に避難。ホテルは間もなく津波にのみ込まれた。地震発生からホテルを出るまで、わずか数分。ホテル側の冷静な判断と迅速な対応が一行を守った。(棟方幸人、三浦美和子、荒川康一)
家族らと再会し、涙を見せるツアー参加者=13日午後3時40分ごろ、五城目町役場
43人が津波被害に遭った岩手県大槌町のホテル=13日午前9時10分ごろ、県警ヘリ「やまどり」から(県警提供)
避難所を出てホテルのバスで帰る際に通り掛かった大槌町中心部=津波で潰滅状態となっていた=13日午前7時ころ、ツアー参加者の舘岡晴作さん撮影
津波により1階部分に土砂が押し寄せた仙台空港ビル=12日午前8時56分(岩渕裕生さん・29歳)撮影
津波の威力まざまざ;流された車、店舗に!
津波で押し流され、飲食店に突っ込むなどした。
空に石油コンビナート火災の黒煙が見える=13日午後0時34分、宮城県多賀城市八幡の国道45号線
頻繁にヘリ、サイレン響く
仙台市若林区の避難所の七郷小学校のベランダから荒浜地区の海岸を見つめる住民=13日午後4時ごろ
避難所から海岸までは約4・5キロ。海岸沿いは幅約4キロで立ち入り禁止の規制が敷かれていた。荒浜地区ではこれまで、津波に遇ったとみられる200から300人の遺体が確認されている。