人気ブログランキング |

岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

kenpouq.exblog.jp
ブログトップ

2013年 06月 05日 ( 2 )


2013年 06月 05日

憲法便り#37 「笑いのめそう!安倍政権」(5) 『首相が耕運機試乗』

『首相が耕運機試乗』

「そのうち、
泥沼で動けなくなるさ」
    ―TPP参加に恨みの声
 (新宿区・天才デコポン)

明日は、
○新聞記事編(第4回)
○「笑いのめそう!安倍政権」

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

by kenpou-dayori | 2013-06-05 08:00 | 天才デコポンが追及する!
2013年 06月 05日

憲法便り#36 昭和20年の憲法民主化世論 新聞記事編(第3回)

「政治的空白期間中、幣原内閣発足前日に」

今日は、昭和20年10月8日付『秋田魁新報』、同『新潟日報』、同『河北新報』の記事を紹介します。
この三紙の記事は、見出しが異なりますが、記事の文章は同一です。
したがって、前二紙はコピーの紹介にとどめ、『河北新報』の記事全文を紹介します。
今日紹介する3点の記事も、幣原内閣が成立するまでの政治的空白期間に発表された記事です。任務放棄をした東久邇宮内閣への批判は手厳しく、遠慮や気遣いは全くありません。健全なジャーナリズムが再生しつつあることを感じさせます。

10月8日『秋田魁新報』記事「憲法の根本的改正 新内閣の中心的大使命」

c0295254_5515437.jpg



10月8日『新潟日報』記事「憲法の改正必至 日本民主化への保証」

c0295254_552581.jpg



10月8日『河北新報』一面記事「憲法改正の焦点 死文條章廃止」

c0295254_5564372.jpg



【見出し】
憲法改正の焦點 死文條章廢止
民主化改正へ選擧急げ
【記事】
「日本陸海軍の解體と日本の民主々義的建設への方向は、帝國憲法改正を必至ならしめるが、殊に東久邇宮内閣を倒閣せしめるに至った聯合國側の日本民主化に対する諸要求は、早急に憲法改正への氣運を助成せしめるものと思われる、日本民主化のためには日本の基本法であり、國家統治の原則を規定する帝國憲法から当然非民主々義的諸條項を廢止し、憲法をして民主々義的な正確に貫かしめねばならない。
而して憲法の條章を改訂するには 天皇の發議と議會の特別の手續による議決が必要である、然しこの議會の憲法改訂に関する協賛權はその前提條件として當然憲法に對する國民の論議を許すべきであるにも拘らず、現實には治安の維持法その他言論強壓法規の□用(注:適用ではないか)によつて不当に國民の論議を封殺してゐたのであるが、軍國主義と封建主義粉碎のためには國家の基本的な在り方に十分なる論議が許されなければならない、しかも 聖上陛下には去月廿五日ニユーヨーク・タイムス記者を御引見遊ばされた際、日本の將來についての質問に答へさせられ
「英國のやうな、立憲君主國が良い」とのお言葉を賜はり「これがためには立憲的手續を通じて國民の總意に從い、この線に添つて必要な變更が實行されることを希望する」旨仰せられた
この英國流の立憲君主政國はいふまでもなく徹底的な民主主義であり、且つ議會制度の基礎の上に立つてゐるのであつて、この畏きお言葉の意味から見ても現状における帝國憲法の條章には相當檢討すべき部分を含んでゐることが明白である、第一に終戰と陸海軍解體の新事態から見て、憲法第十一條の統帥大權や、第十二條の編制大權乃至は第十四條の戒嚴に関する非常大權などは、最早現實には□用(注:適用または運用ではないか)されないものであらうし、又統帥大權、編制大權の如く、軍の要望が國務の他に嚴然としてあることは世界の各國にその例を見ない、殊に聯合軍より言論、集会、結社の自由を始め廣汎なる政治的自由確立の要求が既に發令された今日、皇室典範、議員法及び刑法の基本的諸條章にまで憲法改正のための批判檢討が行はるべきことは必然であらう
新内閣に宜しく前記統帥、編制の大權規定など今日最早死文と化した諸條章を速やかに廢止の手續を採ると共に憲法の根本的改正のための途を拓くことをその中心的使命とすべきである、憲法の根本的改正が民主主義的方向を採るべきことは當然であるが、これが改正の主題は國民の自由なる意思により選出されたる各黨各派の合議でなければならぬ、従って新内閣は一切の制限を廢撤した自由なる總選擧を急速に實施、ここで選出された國民代表をして憲法改正のことに當らしめることが最も妥當なことであらう

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

by kenpou-dayori | 2013-06-05 07:00