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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2013年 07月 01日 ( 2 )


2013年 07月 01日

憲法便り#91 「笑いのめそう!安倍政権」(31) 『新十戒 ― 首相に与う』

『新十戒 ― 首相に与う』

「国敗れて山河あり」という。
原子炉破れて清き山河はない。
福島県民はどうなった?!
沿岸漁民はどうなった?!
過去の教訓に学ばぬ者は
愚か者である!
目前の大問題を解決しない政治家は
大バカ者である!
よって、汝に十戒を与う。

一、原発を再稼働してはならぬ!
一、原発を輸出してはならぬ!
一、原発依存を続けてはならぬ!
一、大企業の走狗となってはならぬ!
一、消費税をあげてはならぬ!
一、TPP参加で農林水産業を破滅させてはならぬ!
一、日本を「禿鷹」の餌にしてはならぬ!
一、憲法を改悪してはならぬ!
一、戦争に加担してはならぬ!
一、歴史の針を逆戻ししてはならぬ!
          ―天下御免テーター
    (新宿区・天才デコポン)


明日は、
○連載:日本共産党が日本国憲法草案の採決で反対した四つの理由(第五回)
○「笑いのめそう!安倍政権」

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

by kenpou-dayori | 2013-07-01 08:00 | 天才デコポンが追及する!
2013年 07月 01日

憲法便り#90 連載:日本共産党が日本国憲法草案の採決で反対した四つの理由(第四回)

2013年 07月 01日
憲法便り#90 連載:日本共産党が日本国憲法草案の採決で反対した四つの理由(第四回)

第二の理由
(天皇の特権的地位に関する四項目)の後半(第三項目及び第四項目)
第三に、政府は天皇に対する不敬罪が存在することを言明して居ります。しかも政府の発表に依れば、この不敬罪は現行の条文はそのまま存続する、こう云う風に言って居ります。これは天皇が国民の一人であり、しかも国民は法律の下に平等であると云う原則を蹂躪するものである。単に象徴であると云う一事からして、何故にこのような異例の取扱がなされなければならないか。もし天皇が国民の一人であるならば、一般国民の地位におけると同様に、名誉毀損罪または侮辱罪の法文を適用すればそれで宜しいではないか。さらに不敬罪は如何なる言動が不敬罪に問われ、あるいは問われないか、この限界は専ら裁判官の見解に任されて居ります。今日まで不敬罪の罪名に依って如何に多くの無辜の民が囚われ、また如何に言論が圧迫されたか、これは世界周知の事実であります。現在世界の何処を見ても、共和国はもとより、君主国においてさえも、不敬罪なるものは実質的には存在して居ない。「イギリス」に於てもこれに関する規定はありますが、実質的には死分化して居る。しかし日本においては、もしこの不敬罪が規定されるならば、過去におけると同様にこれが警察に依る人民弾圧の武器となることは極めて明らかであります。このことは現に行われて居る東京裁判所における一労働者の「プラカード」事件を見てもはっきりして居る。不敬罪の如きは、言論の自由を要請する「ポツダム」宣言の明らかな違反であると断ずることが出来る、ここに我々が当草案に反対する理由があります。

第四に、金森国務大臣は、天皇は憧れの中心である、こういう風に言われた、あるいは心のつながりであると言われた。これは天皇を神秘化し、宗教化するという説明です。たしかに我が国の天皇は一面では今日まで政治上及び軍事上の最高統治者であり、同時に最高統帥者であった。だが他面においては天皇は国民の間に半宗教―半分宗教的な役割を演じてきた。国務大臣の言うところの憧れの中心とは、即ち半宗教的存在たることを説明して居ることにほかならない。
ところが当憲法草案の第十八条には「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」、こうしてあります。これは明かに宗教と政治との分離を規定して居る。そうすれば、当草案第一章において、半宗教的存在である天皇の手に、国の特権や政治上の権力を持たすことは、明かに当草案第十八条の違反であると断せざるを得ない。これは明かに宗教と政治との統合である(発言する者あり)。これは明かに宗教と政治の結合である。
この点については特に連合国側においても特別な警告を発して居る。我々はこれは明かに宗教的なものと、これに政権に携わらせると云うことを規定して居るものと考える。それ故に我々はこのような憲法にどうしても賛成することが出来ない。当議場においてかってある議員は、天皇を以って実のない花であると言われました。山吹の花である、こう云う比喩を用いられました。
もし天皇がなんら実際の権限のない、単なる象徴であるならば何をか言わんや、しかしこの憲法草案は天皇を山吹の花とせずして、天皇の手に実際的に政治的特権を与えて居る。我々がなぜこの問題をこのようにしつこく申すかと言えば、それは今日の日本の置かれて居るところの特殊の状態から、即ち我が国には今なお保守反動勢力、軍国主義勢力が頑強に残って居る、この事実を我々は認めなければならない(「ノー、ノー」その他発言する者あり)。
この残物が残って居ることを我々は認めなければならない。この時少しでも一般国民の上に君臨する特権者が存在する時には、これを利用して再び反動勢力を復活する危険があるからであります(拍手)。これは将来のことではなりませぬ。
昨日、一昨日、一体この議場においてどんなことが起りましたか。磯貝議長は天皇に対する忠誠の名に依って我々の憲法審議を妨害されたではないか(拍手)。それ自身即ち天皇の名に依ってこの議場、この演壇において非立憲なことが行われた(拍手)。
また我々は「ドイツ」の例を取って見ても宜しい。あの「ワイマール」憲法、あれは理想的な民主的な憲法、と言われて居りました。しかしながらこの憲法が、しかも社会民主党の手に依って作られ、これの下に此れが執行されて居る。それにも拘わらず―このような民主的な憲法に拘わらず、その後においては「ヒトラー」はこの憲法を土台としてあの「ナチ・ドイツ」を実現して居る。
今の日本は「ドイツ」に比べれば、まだ多くの保守反動的な残物が残って居る。こういう時にこのような非民主的な特権者を残すということは、明かに我々の将来に重大な危険を残すということになる。我々は日本の将来のために、我々子孫の将来のために、民主主義のために、我々は少しでも反動的に利用され得るような条項を含む憲法にどうしても賛成することは出来ない。
我々は草案の第一章は民主主義に反する規定であると認める。ここに我々がこの草案に反対する第二の理由があります。以上の如く天皇を規定する第一章は、古き天皇制を新しい形において残さんとするものであります。これは明かに反民主的規定である。
(次回に続く)

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

by kenpou-dayori | 2013-07-01 07:00 | 日本共産党が反対した四つの理由