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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2013年 07月 15日 ( 3 )


2013年 07月 15日

憲法便り 号外(1) 『各地の九条の会へのご挨拶』

2013年7月上旬に、『各地の九条の会関連リスト』(更新日:2011年7月2日)に掲載されている九条の会のうち、メールアドレスが記載されている九条の会すべてに下記の挨拶文を送りました。
メールが戻って来てしまった九条の会もありましたので、このリストに掲載されていて、私からのメールが届いていない方は、是非ご連絡頂きたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。

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ご挨拶

憲法研究者の岩田行雄(いわた・ゆきお)と申します。
メールで初めてのご挨拶を申し上げます。

この度の都議会議員選挙で、「憲法改悪反対」を前面に掲げて闘った日本共産党が、改選前の8議席から倍増の17議席を獲得し、私が応援した大山とも子さん(新宿区)が六選を果たしたことを大変嬉しく思っております。
しかしながら、全勝の自民党は都民の支持を得たとばかりに、また「憲法改正」を声高に叫び始め、石原慎太郎議員も「憲法破棄」と言い放っています。
この憲法改悪を動きを阻止するために、私が取り組んでいる二つのことをお知らせします。

1.私は去る4月に『心踊る平和憲法誕生の時代』(B5判、240頁、1,000円)を緊急自費出版しました。

『心踊る平和憲法誕生の時代』概要
http://kenpouq.exblog.jp/19992897/

新聞報道が平和憲法誕生に果した役割をまとめたもので、「押し付け憲法」論に対する実証的な反論の書です。
「憲法民主化」の世論は昭和20年末までに、自主的・主体的に形成されていたことを当時の61紙の「社説」及び記事で論証しています。
これは護憲派、改憲派双方の既成概念を覆す画期的な研究成果ですが、現在の問題点等もはっきりと指摘をしています。
ご注文下さった弁護士の内藤功先生(日本平和委員会代表理事・日本共産党元参議院議員)から頂きましたご感想を紹介致します。

「冒頭(4頁、5頁)に、石原、安倍の問答(衆院予算委員会での代表質問と答弁)が出ているのは、この本の今日的意義を示していると思います。この“デタラメ”を粉砕できるのは、この本の力だと思います。「(GHQの)軍服を着た法律家集団」の役割と活動を(p.70-74)くわしく解明しています。これは「素人集団による一週間のやっつけ仕事」という非難を打ち砕くものです。」

本書を自費出版したのは、ある出版社社長との間で出版の約束がありましたが、出版社側の事情で実現しなかったので、情勢に対応するために自ら決断した行動です。
是非、ご購入、ご活用下さい。

ご注文方法
http://kenpouq.exblog.jp/19992996/

2.この出版をきっかけに、5月3日から『岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞』と題するブログを開設しています。
「押し付け憲法」を実証的に論破し、憲法改悪を阻止するためです。
国立国会図書館等で調べた平和憲法制定に至る時期の一連の資料を掲載しています。
当時刊行されていた新聞61紙も、昭和20年8月から昭和22年6月までの期間を徹底的に調べ上げており、コピーも紹介しています。
これらは、私が執筆途上にある博士論文『日本国憲法成立史の実証的再検討』のために収集した資料です。
研究の世界では異例のことですが、一人でも多くの方にご利用いただきたく公開に踏み切った次第です。
毎朝更新しています。是非、九条の会の活動にご利用下さい。

岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞
http://kenpouq.exblog.jp/

以上、よろしくお願い申し上げます。

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岩田行雄
yukio.iwat@@gmail.com

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by kenpou-dayori | 2013-07-15 09:00 | お知らせ
2013年 07月 15日

憲法便り#119 「笑いのめそう!安倍政権」(45) 『わけ』

『わけ』

記 者:最近かなり饒舌(じょうぜつ)ですな。
首 相:うん、しゃべってないと不安なんだよ。
          ―独善インタビュー
   (新宿区・天才デコポン)

明日は、
○安倍首相の押し付け憲法論のでたらめ
○「笑いのめそう!安倍政権」のコーナー

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

by kenpou-dayori | 2013-07-15 08:00 | 天才デコポンが追及する!
2013年 07月 15日

憲法便り#118:吉田茂首相特集(第八回) 「米から“強圧発言”なしの証言」

2013年 07月 15日

憲法便り#118:吉田茂首相特集(第八回) 「米から“強圧発言”なしの証言」

今日は、1977年(昭和52年)4月18日付『朝日新聞』(夕刊)に基き、国立国会図書館憲政資料室が所蔵している吉田茂元首相の談話録音について紹介します。

私も以前、この談話録音の最初の部分を聞いたことがあります。吉田茂がすでに現役を退いていたこと、そして大磯の自宅で行われたことから、とてもリラックスした雰囲気の中で、時には笑い声を上げながらの談話録音がとても印象的です。録音時間は約二時間。

談話を伝える夕刊一面トップの見出しは、次の四つ。
「憲法制定 内幕語る新資料」
「吉田元首相が回顧の録音残す」
「米から“強圧発言”なし」
「戦争放棄はマ元帥発案」

そして、導入部の文章は、次のように説明しています。

日本国憲法が、(昭和)二十二年五月三日に施行されてからことしで満三十年。新憲法制定の立役者の一人であった故吉田茂元首相が(昭和)三十年秋、金森徳次郎、佐藤達夫両氏(いずれも故人)の質問に答えて激動の時代の歴史的内幕を率直に語った貴重な回顧録音が関係者の手に保存されていたことが、こんど初めて明らかになった。

この中で吉田氏は、
1.占領直後、米側は、日本をまだ「敵国」とし、すべての組織を変えなければならないと考えていた。しかし、連合軍総司令部(GHQ)側がマッカーサー草案を(昭和21年2月13日に外務大臣官邸で:岩田注)初めて提示した際、「(草案を受け入れなければ)天皇の身体を保障しない」というような、憲法押しつけ論の論拠の一つである米側の発言はなかった。
2.天皇は、場合によっては「退位」をも考えていたが、マッカーサー司令官は天皇との会見以来、とくに「陛下的」となり、天皇擁護に極めて好意的であった。
3.憲法の戦争放棄条項の発案者は、幣原喜重郎首相(当時)ではなく、マッカーサー司令官だった―などと語っている。(以下省略)

一面の解説は、この後も続き、二面で録音の要約を紹介しています。ご興味のある方には、お薦めの資料です。

また、昭和21年2月13日に外務大臣官邸で行われた会談内容についてGHQ側が作成した記録は長いものなので、このブログではまだ詳しく紹介するまでに至っていませんでした。
いずれ何回かにに分けて紹介したいと考えておりましたが、7月22日に一挙掲載します。

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

by kenpou-dayori | 2013-07-15 07:00 | 吉田茂