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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2013年 10月 17日 ( 5 )


2013年 10月 17日

憲法便り#386 昭和20年10月17日付『山形新聞』「憲法改正へ民間の要望」ほか

昭和20年10月17日の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」
東久邇宮内閣総辞職の直前から、幣原内閣発足後まで続いた「憲法改正」を求める一連の報道は、10月17日で一段落を見ます。

昭和20年10月17日付『山形新聞』、『北日本新聞』(富山)、『讀賣報知』、『東京新聞』、『朝日新聞』五紙の比較紹介です。

*なお、『山形新聞』の紙面は、すでに6月11日付『憲法便り#49』「昭和20年の憲法民主化世論 新聞記事編(第9回)」に掲載していますので、そちらを参照して下さい。


昭和20年10月17日(水)
【山形新聞】[社説]「食糧の投機と野荒し」
【北日本新聞】[論説]「日本敗戦の雛型」
【讀賣報知】[社説]「財閥解体論」
【東京新聞】[社説]「輔弼の問題」
【朝日新聞】[社説]「国営事業の払い下げ」

[主なニュース]

【山形新聞】
憲法改正へ民間の要望:政治外交を公明に、世襲貴族の特権排除。
急激な実行困難 マ元帥指示の五項目、米紙論評。
マ元帥全世界へ放送
 全武装軍は消滅
 日本の敗因、統合の欠除
 平和への道“進化”
陸海軍両省を廃止
 十二月一日 第一、第二復員省に。
兵器、航空機など生産禁止の品目決る。
近衛公、宇垣氏擁立。旧日政会の新党運動漸く活発。
選挙人名簿、人口調査申告書を材料に。
〔国外〕
スカルノ博士と会談用意 蘭印副総督
中国の産業を開発 ロック米経済顧問蔣氏と会談。
中国の統一を促進:蔣主席訪米 英仏を希望。


【北日本新聞】
「憲法改正と民間論評」:國體基本に“民主要請”、言論の自由を飽く迄尊重。

兵器、航空機などの生産禁止品決る、民需転換へ資材活用。
前例なき武装解除:マ元帥放送 三軍の協力称揚。
陸海軍省:復員省に切換え(十二月一日)、来春には復員局へ。
内地部隊、復員完了。軍需品引渡しは十月中に。
飛行場を農耕地に(福岡入水、人吉、第一国分、第二国分、串良、志布志、岩川、五島)。
日本社会党綱領を可決。
人口調査報告書を選挙人名簿資料に。
〔国外〕
ジャワ 住民反乱。オランダの協力者を圧迫。


【讀賣報知】〔一面〕
日本軍完全に消滅 マ元帥・全世界に放送。
 迅速・戦史に比なし、永遠の模範・米軍不動の厳粛。
内地の復員完了。
 陸海両省は十二月一日復員省に
 陸相 閣議報告:外地還送に四ヶ年
農林次官に民間人、河合良成氏起用近く発令。
政治訓練なき国民、覚醒は食糧から。
 日本の現状 米紙特派員指摘
四千八百八十万石 米・本年予想収穫高推定。
四大財閥の動向:全持株を公開、三井、岩崎両家に退陣。
社会、労政両局新設。厚生省機構改革決る。
情報局改組。
農業協同組合設立、全国農業会の改革決議。
生年月日も記入、十一月一日の人口調査。
〔憲法改正〕
政府、学者のみの憲法改正に反対、日本社会党の政策案。
衆院でも憲法改正を研究。
〔国外〕
南京遷都、蒋(介石)主席言明。


【東京新聞】〔一面〕
大陸は昭和廿三年四月、ラバウルは廿四年 海外復員の完了予定。陸相報告。
 内地部隊復員完了。
 引揚完了迄には四ヶ年:北鮮、樺太方面見通し困難。
 帰還対策委員会 内閣に設置。
 十二月復員省設置、陸海軍十一月末に廃止。
「経済閣僚会議」設く。マ司令部指令 即行の態勢成る。

連合軍本土占領の現段階 マ元帥放送。
 「日本人の進化」始る。
 軈(やが)て威厳、自由を回復。
 降伏既に完全。
 米軍の行為 日本国民に教訓。

情報局大改組、十六日に閣議で決定。
農業協同組合組織、農業会長会議で決定。

〔連載第二回〕
鈴木安蔵の解説記事「憲法改正(中)日本自由主義の伝統:先駆せる論究、努力 全面摂取に至らず。民権運動 今こそ深く再思」


【朝日新聞】〔一面〕
海陸両省、十二月に第一・第二復員省に改組。外地部隊 復員完了に四箇年。
経済閣僚懇談会 前内閣の方針を踏襲。
自由回復の革命始る 日本軍閥、刑罰に戦慄。マ元帥放送。
厚生省機構改革、社会、労政の両局新設。
〔憲法改正〕
近衛公“憲法改正”を語る、米記者と会見【AP特約】
 議会の権限を増大
 天皇の大権縮小
 立憲君主制へ
十六日、衆議院が憲法改正特別委員会設置を決定。委員長は、勝田副議長。
〔復旧〕
先づ主要幹線を電化、国鉄復旧の五箇年計画。
戦災の車輛・施設 年内に復旧。十四億八千万円を計上。
〔政党〕
政治方針決る、日本社会党。
勤労大衆党で決議文。
〔国外〕
ジャワ紛争重大化:オランダ主権の完全復帰を拒否。英も関心、国際問題化。


〔二面〕
取残された同胞たち
 沖縄:集団生活・畑作り、洗濯婦は自動車で出勤。
 朝鮮:善良邦人に迫害なし、握りしめた復讐の拳を解く。
満州:奉天の満人暴徒、略奪と放火。婦女子籠城、引揚は困難。

借り物の自由を戒む、“武装共産党”田中清玄親分の辨。

新宿御苑を(食糧)増産に御開放。
帝都復興の第一歩、戦災地の整理工事に着手。
戦災した国宝:観音様や金鯱城、重要美術品を併せて百一件。天然記念物も三分が。

米、豆粕、粉の大闇:主計中尉が七十二万円の横流し。
中島飛行機の幹部を検挙、工場から横流し。

一世帯に木炭一俵、壕舎を優先、一人者にはない。
チャブ台等、来月から出廻る。
小額紙幣(五銭、十銭)退散、アルミ貨が復活。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

by kenpou-dayori | 2013-10-17 21:05
2013年 10月 17日

憲法便り#385 昭和20年10月17日付『北日本新聞』「憲法改正と民間論評」ほか

昭和20年10月17日の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」
東久邇宮内閣総辞職の直前から、幣原内閣発足後まで続いた「憲法改正」を求める一連の報道は、10月17日で一段落を見ます。

昭和20年10月17日付『北日本新聞』(富山)、『讀賣報知』、『東京新聞』、『朝日新聞』四紙の比較紹介です。

*なお、『北日本新聞』の紙面は、すでに6月11日付『憲法便り#49』「昭和20年の憲法民主化世論 新聞記事編(第9回)」に掲載していますので、そちらを参照して下さい。


昭和20年10月17日(水)
【北日本新聞】[論説]「日本敗戦の雛型」
【讀賣報知】[社説]「財閥解体論」
【東京新聞】[社説]「輔弼の問題」
【朝日新聞】[社説]「国営事業の払い下げ」

[主なニュース]
【北日本新聞】
「憲法改正と民間論評」:國體基本に“民主要請”、言論の自由を飽く迄尊重。

兵器、航空機などの生産禁止品決る、民需転換へ資材活用。
前例なき武装解除:マ元帥放送 三軍の協力称揚。
陸海軍省:復員省に切換え(十二月一日)、来春には復員局へ。
内地部隊、復員完了。軍需品引渡しは十月中に。
飛行場を農耕地に(福岡入水、人吉、第一国分、第二国分、串良、志布志、岩川、五島)。
日本社会党綱領を可決。
人口調査報告書を選挙人名簿資料に。
〔国外〕
ジャワ 住民反乱。オランダの協力者を圧迫。


【讀賣報知】〔一面〕
日本軍完全に消滅 マ元帥・全世界に放送。
 迅速・戦史に比なし、永遠の模範・米軍不動の厳粛。
内地の復員完了。
 陸海両省は十二月一日復員省に
 陸相 閣議報告:外地還送に四ヶ年
農林次官に民間人、河合良成氏起用近く発令。
政治訓練なき国民、覚醒は食糧から。
 日本の現状 米紙特派員指摘
四千八百八十万石 米・本年予想収穫高推定。
四大財閥の動向:全持株を公開、三井、岩崎両家に退陣。
社会、労政両局新設。厚生省機構改革決る。
情報局改組。
農業協同組合設立、全国農業会の改革決議。
生年月日も記入、十一月一日の人口調査。
〔憲法改正〕
政府、学者のみの憲法改正に反対、日本社会党の政策案。
衆院でも憲法改正を研究。
〔国外〕
南京遷都、蒋(介石)主席言明。


【東京新聞】〔一面〕
大陸は昭和廿三年四月、ラバウルは廿四年 海外復員の完了予定。陸相報告。
 内地部隊復員完了。
 引揚完了迄には四ヶ年:北鮮、樺太方面見通し困難。
 帰還対策委員会 内閣に設置。
 十二月復員省設置、陸海軍十一月末に廃止。
「経済閣僚会議」設く。マ司令部指令 即行の態勢成る。

連合軍本土占領の現段階 マ元帥放送。
 「日本人の進化」始る。
 軈(やが)て威厳、自由を回復。
 降伏既に完全。
 米軍の行為 日本国民に教訓。

情報局大改組、十六日に閣議で決定。
農業協同組合組織、農業会長会議で決定。

〔連載第二回〕
鈴木安蔵の解説記事「憲法改正(中)日本自由主義の伝統:先駆せる論究、努力 全面摂取に至らず。民権運動 今こそ深く再思」


【朝日新聞】〔一面〕
海陸両省、十二月に第一・第二復員省に改組。外地部隊 復員完了に四箇年。
経済閣僚懇談会 前内閣の方針を踏襲。
自由回復の革命始る 日本軍閥、刑罰に戦慄。マ元帥放送。
厚生省機構改革、社会、労政の両局新設。
〔憲法改正〕
近衛公“憲法改正”を語る、米記者と会見【AP特約】
 議会の権限を増大
 天皇の大権縮小
 立憲君主制へ
十六日、衆議院が憲法改正特別委員会設置を決定。委員長は、勝田副議長。
〔復旧〕
先づ主要幹線を電化、国鉄復旧の五箇年計画。
戦災の車輛・施設 年内に復旧。十四億八千万円を計上。
〔政党〕
政治方針決る、日本社会党。
勤労大衆党で決議文。
〔国外〕
ジャワ紛争重大化:オランダ主権の完全復帰を拒否。英も関心、国際問題化。


〔二面〕
取残された同胞たち
 沖縄:集団生活・畑作り、洗濯婦は自動車で出勤。
 朝鮮:善良邦人に迫害なし、握りしめた復讐の拳を解く。
満州:奉天の満人暴徒、略奪と放火。婦女子籠城、引揚は困難。

借り物の自由を戒む、“武装共産党”田中清玄親分の辨。

新宿御苑を(食糧)増産に御開放。
帝都復興の第一歩、戦災地の整理工事に着手。
戦災した国宝:観音様や金鯱城、重要美術品を併せて百一件。天然記念物も三分が。

米、豆粕、粉の大闇:主計中尉が七十二万円の横流し。
中島飛行機の幹部を検挙、工場から横流し。

一世帯に木炭一俵、壕舎を優先、一人者にはない。
チャブ台等、来月から出廻る。
小額紙幣(五銭、十銭)退散、アルミ貨が復活。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

by kenpou-dayori | 2013-10-17 20:30
2013年 10月 17日

憲法便り#384 昭和20年10月17日付『讀賣報知』「政府、学者のみの憲法改正に反対」ほか

昭和20年10月17日の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」
東久邇宮内閣総辞職の直前から、幣原内閣発足後まで続いた「憲法改正」を求める一連の報道は、10月17日で一段落を見ます。

昭和20年10月17日付『讀賣報知』、『東京新聞』、『朝日新聞』三紙の比較紹介です。

*なお、『讀賣報知』の紙面は、すでに6月11日付『憲法便り#49』「昭和20年の憲法民主化世論 新聞記事編(第9回)」に掲載していますので、そちらを参照して下さい。


昭和20年10月17日(水)
【讀賣報知】[社説]「財閥解体論」
【東京新聞】[社説]「輔弼の問題」
【朝日新聞】[社説]「国営事業の払い下げ」

[主なニュース]
【讀賣報知】〔一面〕
日本軍完全に消滅 マ元帥・全世界に放送。
 迅速・戦史に比なし、永遠の模範・米軍不動の厳粛。
内地の復員完了。
 陸海両省は十二月一日復員省に
 陸相 閣議報告:外地還送に四ヶ年
農林次官に民間人、河合良成氏起用近く発令。
政治訓練なき国民、覚醒は食糧から。
 日本の現状 米紙特派員指摘
四千八百八十万石 米・本年予想収穫高推定。
四大財閥の動向:全持株を公開、三井、岩崎両家に退陣。
社会、労政両局新設。厚生省機構改革決る。
情報局改組。
農業協同組合設立、全国農業会の改革決議。
生年月日も記入、十一月一日の人口調査。
〔憲法改正〕
政府、学者のみの憲法改正に反対、日本社会党の政策案。
衆院でも憲法改正を研究。
〔国外〕
南京遷都、蒋(介石)主席言明。


【東京新聞】〔一面〕
大陸は昭和廿三年四月、ラバウルは廿四年 海外復員の完了予定。陸相報告。
 内地部隊復員完了。
 引揚完了迄には四ヶ年:北鮮、樺太方面見通し困難。
 帰還対策委員会 内閣に設置。
 十二月復員省設置、陸海軍十一月末に廃止。
「経済閣僚会議」設く。マ司令部指令 即行の態勢成る。

連合軍本土占領の現段階 マ元帥放送。
 「日本人の進化」始る。
 軈(やが)て威厳、自由を回復。
 降伏既に完全。
 米軍の行為 日本国民に教訓。

情報局大改組、十六日に閣議で決定。
農業協同組合組織、農業会長会議で決定。

〔連載第二回〕
鈴木安蔵の解説記事「憲法改正(中)日本自由主義の伝統:先駆せる論究、努力 全面摂取に至らず。民権運動 今こそ深く再思」


【朝日新聞】〔一面〕
海陸両省、十二月に第一・第二復員省に改組。外地部隊 復員完了に四箇年。
経済閣僚懇談会 前内閣の方針を踏襲。
自由回復の革命始る 日本軍閥、刑罰に戦慄。マ元帥放送。
厚生省機構改革、社会、労政の両局新設。
〔憲法改正〕
近衛公“憲法改正”を語る、米記者と会見【AP特約】
 議会の権限を増大
 天皇の大権縮小
 立憲君主制へ
十六日、衆議院が憲法改正特別委員会設置を決定。委員長は、勝田副議長。
〔復旧〕
先づ主要幹線を電化、国鉄復旧の五箇年計画。
戦災の車輛・施設 年内に復旧。十四億八千万円を計上。
〔政党〕
政治方針決る、日本社会党。
勤労大衆党で決議文。
〔国外〕
ジャワ紛争重大化:オランダ主権の完全復帰を拒否。英も関心、国際問題化。


〔二面〕
取残された同胞たち
 沖縄:集団生活・畑作り、洗濯婦は自動車で出勤。
 朝鮮:善良邦人に迫害なし、握りしめた復讐の拳を解く。
満州:奉天の満人暴徒、略奪と放火。婦女子籠城、引揚は困難。

借り物の自由を戒む、“武装共産党”田中清玄親分の辨。

新宿御苑を(食糧)増産に御開放。
帝都復興の第一歩、戦災地の整理工事に着手。
戦災した国宝:観音様や金鯱城、重要美術品を併せて百一件。天然記念物も三分が。

米、豆粕、粉の大闇:主計中尉が七十二万円の横流し。
中島飛行機の幹部を検挙、工場から横流し。

一世帯に木炭一俵、壕舎を優先、一人者にはない。
チャブ台等、来月から出廻る。
小額紙幣(五銭、十銭)退散、アルミ貨が復活。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

by kenpou-dayori | 2013-10-17 17:40
2013年 10月 17日

憲法便り#383 昭和20年10月17日付『東京新聞』、鈴木安蔵著「憲法改正(中)」ほか

昭和20年10月17日の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」

昨日に続き、『東京新聞』の紙面が、『朝日新聞』と比較して、かなり異なっていたことを紹介しよう。

*なお、『東京新聞』の紙面は、すでに6月10日付『憲法便り#47』「昭和20年の憲法民主化世論 新聞記事編(第8回)」に掲載していますので、そちらを参照して下さい。

昭和20年10月17日(水)の『東京新聞』と『朝日新聞』の比較。

昭和20年10月17日(水)

【東京新聞】[社説]「輔弼の問題」
【朝日新聞】[社説]「国営事業の払い下げ」

[主なニュース]

【東京新聞】〔一面〕
大陸は昭和廿三年四月、ラバウルは廿四年 海外復員の完了予定。陸相報告。
 内地部隊復員完了。
 引揚完了迄には四ヶ年:北鮮、樺太方面見通し困難。
 帰還対策委員会 内閣に設置。
 十二月復員省設置、陸海軍十一月末に廃止。
「経済閣僚会議」設く。マ司令部指令 即行の態勢成る。

連合軍本土占領の現段階 マ元帥放送。
 「日本人の進化」始る。
 軈(やが)て威厳、自由を回復。
 降伏既に完全。
 米軍の行為 日本国民に教訓。

情報局大改組、十六日に閣議で決定。
農業協同組合組織、農業会長会議で決定。

〔連載第二回〕
鈴木安蔵の解説記事「憲法改正(中)日本自由主義の伝統:先駆せる論究、努力 全面摂取に至らず。民権運動 今こそ深く再思」


【朝日新聞】〔一面〕
海陸両省、十二月に第一・第二復員省に改組。外地部隊 復員完了に四箇年。
経済閣僚懇談会 前内閣の方針を踏襲。
自由回復の革命始る 日本軍閥、刑罰に戦慄。マ元帥放送。
厚生省機構改革、社会、労政の両局新設。

【憲法改正】
近衛公“憲法改正”を語る、米記者と会見【AP特約】
 議会の権限を増大
 天皇の大権縮小
 立憲君主制へ
十六日、衆議院が憲法改正特別委員会設置を決定。委員長は、勝田副議長。
【復旧】
先づ主要幹線を電化、国鉄復旧の五箇年計画。
戦災の車輛・施設 年内に復旧。十四億八千万円を計上。
【政党】
政治方針決る、日本社会党。
勤労大衆党で決議文。
【国外】
ジャワ紛争重大化:オランダ主権の完全復帰を拒否。英も関心、国際問題化。


〔二面〕
取残された同胞たち
 沖縄:集団生活・畑作り、洗濯婦は自動車で出勤。
 朝鮮:善良邦人に迫害なし、握りしめた復讐の拳を解く。
満州:奉天の満人暴徒、略奪と放火。婦女子籠城、引揚は困難。

借り物の自由を戒む、“武装共産党”田中清玄親分の辨。

新宿御苑を(食糧)増産に御開放。
帝都復興の第一歩、戦災地の整理工事に着手。
戦災した国宝:観音様や金鯱城、重要美術品を併せて百一件。天然記念物も三分が。

米、豆粕、粉の大闇:主計中尉が七十二万円の横流し。
中島飛行機の幹部を検挙、工場から横流し。

一世帯に木炭一俵、壕舎を優先、一人者にはない。
チャブ台等、来月から出廻る。
小額紙幣(五銭、十銭)退散、アルミ貨が復活。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

by kenpou-dayori | 2013-10-17 16:20
2013年 10月 17日

憲法便り#382 昭和20年10月17日付『朝日新聞』「海陸両省十二月に第一・第二復員省に改組」

昭和20年10月17日の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」

昭和20年10月17日(水)

[社説]「国営事業の払い下げ」

[主なニュース]

〔一面〕
海陸両省、十二月に第一・第二復員省に改組。外地部隊 復員完了に四箇年。
経済閣僚懇談会 前内閣の方針を踏襲。
自由回復の革命始る 日本軍閥、刑罰に戦慄。マ元帥放送。
厚生省機構改革、社会、労政の両局新設。

【憲法改正】
近衛公“憲法改正”を語る、米記者と会見【AP特約】
 議会の権限を増大
 天皇の大権縮小
 立憲君主制へ
十六日、衆議院が憲法改正特別委員会設置を決定。委員長は、勝田副議長。
【復旧】
先づ主要幹線を電化、国鉄復旧の五箇年計画。
戦災の車輛・施設 年内に復旧。十四億八千万円を計上。
【政党】
政治方針決る、日本社会党。
勤労大衆党で決議文。
【国外】
ジャワ紛争重大化:オランダ主権の完全復帰を拒否。英も関心、国際問題化。


〔二面〕
取残された同胞たち
 沖縄:集団生活・畑作り、洗濯婦は自動車で出勤。
 朝鮮:善良邦人に迫害なし、握りしめた復讐の拳を解く。
満州:奉天の満人暴徒、略奪と放火。婦女子籠城、引揚は困難。

借り物の自由を戒む、“武装共産党”田中清玄親分の辨。

新宿御苑を(食糧)増産に御開放。
帝都復興の第一歩、戦災地の整理工事に着手。
戦災した国宝:観音様や金鯱城、重要美術品を併せて百一件。天然記念物も三分が。

米、豆粕、粉の大闇:主計中尉が七十二万円の横流し。
中島飛行機の幹部を検挙、工場から横流し。

一世帯に木炭一俵、壕舎を優先、一人者にはない。
チャブ台等、来月から出廻る。
小額紙幣(五銭、十銭)退散、アルミ貨が復活。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、実証的に「押し付け憲法」論を打破するこの本が、10万冊普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。

by kenpou-dayori | 2013-10-17 12:30 | 戦後日本と憲法民主化報道