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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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カテゴリ:安倍首相への抗議・反論・批判( 113 )


2016年 03月 28日

憲法便り#1625:We the people 議員と、国民、どちらが政治の主人公か?目に余る自民議員へ!

2016年3月28日(月)(憲法千話)

憲法便り#1625:We the people 議員と、国民、どちらが政治の主人公か?目に余る自民議員へ!

3月29日(火)からの、「戦争法」施行を前にして、ひと言述べておきたい。

最近の安倍首相の暴言、暴走、暴挙、安倍内閣閣僚の不正、自民党議員の暴言、不祥事は目に余るものがある。

政治の主人公は、我々人民、国民である。

下記に掲げるのは、『アメリカ人民の歴史』(We the people)に基づく逸話である。
『憲法便り』で、すでに、二度紹介しているので、今回が三回目だが、まだお読みになっていない方々に、是非とも読んでいただきたい文章である。

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【再録】

2015年6月25日(木)(憲法千話)

#896 「そこをどけ、われわれは人民の代表だぞ!」「てめえたちこそどけ、おれたちが人民だぞ!」

標題に掲げた言葉は、2004年6月30日付で自費出版した『検証・憲法第九女王の誕生』(初版、5000部)
の「あとがき」に収めた文章の一部分である。

以下に、アメリカ人民の民主主義の良き伝統をを体現した、名文を紹介する。

「 英文の憲法草案の書き出しWe, the Japanese people という言葉を見て、私は早稲田大学の学生時代に曽根史郎先生の「米国史」を受講した時のことを思い出した。学年末試験が迫ったが、一年間の出席回数が二回だけと極めて少なかった私は、レオ・ヒューバーマン著(小林良正・雪山慶正訳)『アメリカ人民の歴史(上・下二巻)」』岩波新書)を読んで試験に臨んだ。

同書は、初めは少年少女たちのために書かれたもので、一九三二年に初版が出版されているが、その後大人向きに書き足された。原題は《We, the people》である。

一九五三年に書かれた日本語版への序文によれば、著者のレオ・ヒューバーマンは、一九三二年当時はまだ二九歳で、小学校の先生をしており、生徒たちに教える全教科のなかでも特に歴史に興味を持っていた。彼は歴史の主題は、ありきたりのアメリカの歴史、つまり日付や戦争や英雄のことを教えるのではなく、見通しを与え、現在の問題を理解する際に役立つ分析の道具を与えるようなものでなくてはならないと考えていた。

したがって、彼の歴史の授業では、何が起こったかということについてはほとんど時間をかけず、なぜそれが起ったかという問題に大部分の時間を費やしたと述べている。これは、イラク戦争についても当てはまる。

この序文の中で、いまから一五〇年ほど前の、強烈な印象を与える逸話が紹介されている。「ある西部の満員の集会で数人の役人が、人ごみを押し分けて演壇に近づこうとしていた。彼らは「そこをどけ、われわれは人民の代表だぞ!」と怒鳴った。ところが、間髪をいれず群集の中から答があった。いわく、「てめえたちこそどけ、おれたちが人民だぞ!」

《We, the people》を書いたのは、この話の中で語られている精神が、彼の心を躍らせたからだと言う。
平気な顔で嘘をつき続ける小泉首相、人を小ばかにした福田前官房長官の物言い、閣僚の不見識な発言、自民党、公明幹部の不遜な態度を見ていると、彼らに向かって「嘘を言うな!」「憲法違反の自衛隊派兵をやめろ!」「国民をなめるな!」と大声で怒鳴りたくなる衝動にかられる。」

この文章の「小泉首相」を「安倍首相」に、「福田前官房長官」を「菅官房長官」に入れ替えると、
見事に現状に当てはまる。

日本の政治状況は、構造的には、私がこの文章を書いた2004年6月の時点と、何も変わっていない。
いや、それよりも、超右翼少年のような幼児性そのままの、安倍首相により、極度に悪化している。

いま、我々が「何をなすべきか?」

それは、党派をこえた「国民的共同」を大きく広げ、安倍首相とその追随者たちを追い詰め、
戦争法案を廃案にし、安倍首相を退陣に追い込むことだ。

レッドカード、レッドカード、安倍政権。

by kenpou-dayori | 2016-03-28 14:54 | 安倍首相への抗議・反論・批判
2016年 02月 09日

憲法便り#1589:九条の会、安倍首相に抗議する緊急アピールの全文

2016年2月9日(火)(憲法千話)

憲法便り#1589:九条の会、安倍首相に抗議する緊急アピールの全文

2016年2月8日、九条の会は国会内で緊急記者会見を開き、
「安倍首相の九条明文改憲発言に抗議する」アピールを発表しました。

以下、2月9日付『しんぶん赤旗』四面に基づき、アピールの全文を収録しました。

 安倍晋三首相は、2月3日と4日と5日の連日、衆議院予算委員会の審議において、戦力の不保持を定めた憲法9条2項の改定に言及しました。その際に、「7割の憲法学者が自衛隊に憲法違反の疑いをもっている状況をなくすべきだ」という逆立ちした我田引水の理屈や、「占領時代につくられた憲法で、時代にそぐわない」という相も変わらぬ「押しつけ憲法」論などを理由に挙げました。これらは、同首相が、憲法9条の意義を正面から否定する考えの持ち主であることを公言するものに他なりません。

 昨年9月、政府・与党は、多くの国民の反対の声を押し切って、日本国憲法がよって立つ立憲主義をくつがえし、民主主義をかなぐり捨てて、9条の平和主義を破壊する戦争法(安保関連法)案の採決を強行しました。この時は、「集団的自衛権の限定行使は合憲」、「現行憲法の範囲内の法案」などと、従来の政府見解からも逸脱する答弁で逃げ回りました。ところが今度は、そうした解釈変更と法律制定による憲法破壊に加えて、明文改憲の主張を公然とするに至ったのです。それは、有事における首相の権限強化や国民の権利制限のための「緊急事態条項」創設の主張にも如実に現れています。

 私たち九条の会は、自らの憲法尊重擁護義務をまったくわきまえないこうした一連の安倍首相の明文改憲発言に断固抗議します。2007年、9条改憲を公言した第1次安倍政権を退陣に追い込んだ世論の高揚の再現をめざして、戦争法を廃止し、憲法9条を守りぬくこと、そのために、一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めることを訴えます。

by kenpou-dayori | 2016-02-09 08:35 | 安倍首相への抗議・反論・批判
2016年 02月 07日

憲法便り#1586:安倍首相へ!憲法改正、憲法民主化の世論は、1945年末までに形成されている!

2016年2月7日(日)(憲法千話)

憲法便り#1586:安倍首相へ!憲法改正、憲法民主化の世論は、1945年末までに形成されている!

勉強不足、歴史認識が全く不足している安倍首相が、押しつけ憲法論に基づく改憲を、国会答弁で、連日ぶち上げている。

首相に対して言っておきたい。
ここに掲げた表は、昭和20年8月がら12月に発行された全国の新聞を詳細に調査して作成したものである。

誤った歴史認識に基づいて、日本の国の形を変えてはいけません。

追求する側の各党の議員の皆さんも、参考にして下さい。

これは、岩田行雄著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』に収録した〔表1〕の改訂第四版。

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by kenpou-dayori | 2016-02-07 21:47 | 安倍首相への抗議・反論・批判