人気ブログランキング |

岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

kenpouq.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 10月 ( 102 )   > この月の画像一覧


2013年 10月 26日

憲法便り#402 昭和20年10月26日付『朝日新聞』、「マ司令部 外交機能を停止」ほか

昭和20年10月26日(金)の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」

昭和20年10月26日付『朝日新聞』

[社説](二本立て)
「糾弾と感謝」(軍閥への糾弾と、軍人への感謝を分けて考えようという主張)
「飽くまで科学的なれ」(満州事変前後から日本がとった植民政策を担ってきた、為政者、学者、実務家、軍人による非科学的思考を批判するもの)

[主な記事]
〔一面〕
マ司令部 外交機能を停止:在外大公使館の資産引渡し、出先外交官召喚。
 終戦直後にも申し入れ。
八機関を閉鎖、外地金融機関:満州投資證券、満州興銀、朝鮮信託、連銀、儲備銀行、蒙□銀行、朝鮮金融組合連合会、樺太開発。なお、すでに鮮銀、満鉄など二十一機関が閉鎖されている。
現在の船腹量では食糧の輸入困難、手近からの入手が緊要。
軍需会社の補償に永久公債発行案、来議会に提案の運び。
生必品の自由販売 来月五日ごろに実施。
自作農創設に本腰:地主が土地開放へ積極措置。政府、臨時議会へ新法案。
社会党の書記長に片山哲氏、合議制で運用。
財閥解体の信託会社案、新構想で再検討。
自由の新聞確立、連合軍司令部 注意を喚起。
〔憲法関連〕
幣原内閣が「憲法問題調査委員会」を設置:まづ学問的基礎調査。委員、顧問十氏を委嘱。
社会党の態度決定:歴史の真実に立脚、木戸内府の非立憲態度を排撃。
近衛公 栄誉拝辞を決意。(公爵を拝辞)

〔二面〕
飢餓の冬迫る壕舎村
 着たきり雀の寒さ。心も痛む闇相場、甘言で立退きを迫る地主。
 なかに有職無宿、無能対策をあざける飢えた声、再び上野で保護収容。
汽車や電車の暖房を復活、殖える一方ガラス壊し。
最低三円最高二千円、都民税の賦課方式改正。
都電も値上げ、臨時都議会へ提案。
「享楽停止」を解除、問題は食糧難と住宅難。
部下特攻隊を置去り、帰国した富永指揮官、生きてた佐々木伍長の嘆き。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員は、「ウソも百回言えば真実となる」というヒットラーばりのデマを繰り返しています。
ならば、本書の真実で、世論の千倍返しを!

by kenpou-dayori | 2013-10-26 07:00 | 戦後日本と憲法民主化報道
2013年 10月 25日

憲法便り#401 「文京区内9条の会 大交流会の夕べ」は大成功!!!

昨10月24日に、文京シビックセンター小ホールで開催された「松本ヒロ笑劇ショー」(10月10日付『憲法便り号外28号』で既報)は、補助席も用意され、会場をほぼ埋め尽くす参加があり、大成功。

私は、感動の記憶が鮮明なうちに、この取り組みの中心となった友人に次の感想文を送った。

「本郷・湯島九条の会 石井彰様
文京区内9条の会 大交流会の夕べの大成功おめでとう。
とにかく面白かった。松本ヒロという名前は聞いたことはあったが、見たのは初めて。
彼は、腹がすわっている。大した「芸人」だと思う。あえて「芸人」と書いたのは、こんな記憶からだ。40年ほど前に多摩湖畔で開催された「赤旗まつり」で、林家正蔵(後の彦六)師匠の落語を聞いた時のこと。あのふるえるような独特の声で「え~~、近頃の芸人は「芸能人」などと呼ばれて浮かれているから、「芸」と「人」との間が離れてしまう」。
松本ヒロの笑いの中には、世の中に巨大な悪に対する「怒り」がある。だが、それだけではない。彼が沖縄の人々の斗いの話をしている時、そこに景色が見えて来る。これこそ本物の「芸」だ。彼は、沖縄の村人の斗いを語る時、目に涙を浮かべていた。
私と妻は前から二列目の席にいたから、彼が涙をこらえながら演じていたことがよくわかった。
石井君に頼みがある。今回の大交流会の成功で、みんなの心が熱いうちに、『心踊る平和憲法誕生の時代』を広めてほしい。必ず喜ばれると思う。それから、どんな規模でもいいから、学習会や講演会に私を呼んでほしい。新たな風を起そう。そのために、私が足かけ十年かけて蓄積して来た知識と情報を、最大限に活用して欲しい。多少具合が悪くても、今死ぬわけにはいかないのだ。 
2013年10月25日 岩田行雄」

持つべきは、行動力のある良き友。
彼は、すでに今年2月に『心踊る・・・』10冊の注文してくれていたが、すでに売れてしまっているので、追加の20冊を注文してくれた。
因みに、彼も私と同じ71歳。偶然だが、生年月日は全く同じの”義兄弟”。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員は、「ウソも百回言えば真実となる」というヒットラーばりのデマを繰り返しています。
ならば、本書の真実で、世論の千倍返しを!

by kenpou-dayori | 2013-10-25 22:10 | 今日の話題
2013年 10月 25日

憲法便り号外40 根津千駄木憲法学習会11月例会「自民党の日本国憲法改正草案を検証する」のお知らせ

10月24日の「文京区内9条の会 大交流会の夕べ」は、文京シビックセンター小ホールで補助席も用意され、会場をほぼ埋め尽くす参加があり、大成功でした。

今日は、その会場で、主催者の「大交流文化公演実行委員会」によって配布されたチラシの紹介をします。大交流会の成功に続き、早田由布子弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会事務局長)を招いての学習会が成功することを願って、皆さんのご参加を呼びかけます。
同会は、毎月1回の学習会を行っています。
これは、とてもすごいことです。私も参加する予定です。
責任者の方から『心踊る・・・』のご注文をいただきました。当日もご紹介下さるそうです。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員のデマに、本書の真実で千倍返しを!

c0295254_2112987.jpg



by kenpou-dayori | 2013-10-25 21:15 | お知らせ
2013年 10月 25日

憲法便り号外39 11・9文京革新懇総会記念講演『「慰安婦」問題の歴史に学ぶ:女性の人権と憲法』

c0295254_20363868.jpg


10月24日の「文京区内9条の会 大交流会の夕べ」は、文京シビックセンター小ホールで補助席も用意され、会場をほぼ埋め尽くす参加があり、大成功でした。

今日は、その会場で、主催者の「大交流文化公演実行委員会」によって配布されたチラシの紹介をします。大交流会の成功に続き、元参議院議員の吉川春子さんを招いての講演会が成功することを願って、皆さんのご参加を呼びかけます。
連絡先の小竹さんから、『心踊る・・・』のご注文をいただきました。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員のデマに、本書の真実で千倍返しを!

by kenpou-dayori | 2013-10-25 20:45 | お知らせ
2013年 10月 25日

憲法便り#400 昭和20年10月25日付『朝日新聞』、「天皇御退位の論議現在考えられぬ」ほか

昭和20年10月25日(木)の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」

昭和20年10月25日付『朝日新聞』

[社説]
「経済民主化の実現」

[主な記事]
〔一面〕
天皇御退位の論議 現在考えられぬ、内閣記者団に 近衛公、真意を弁明。
旧日政系の三派 大同団結へ、早ければ来月上旬結党。
法律運用に査察網。
アンラ(連合国救済復興会議)へ食糧懇請、四百万トン買入れとは別個:厚相、米記者と会見。
郵務、電務両局新設:逓信院、官制を改正。
圧倒的な持株比率:四大財閥(三井、三菱、住友、安田)独占の現況。
持株清算を決定、三菱財閥解体の方向。

〔国外〕
未来の戦争:国の中心から敵へ痛打。セ少佐、広島を視察して語る【AP特約】
自治生活が「民主」の源、スイスに学ぶ完了独善の追放【チューリッヒ特電】
賠償問題研究へ 白聖館(ホワイトハウス?)特別使節団来月来朝【星条旗二十四日付】
比島山中に日軍残存:一万五千人が比島原住民軍への降伏を拒絶【マニラ特電二十三日発=AP特約】
ジャワ激発鎮撫、スカルノ(大統領、博士)氏活動【バタヴィア二十三日発SF=同盟】

〔二面〕
盛り場はどうなっている
 露店から新宿復興
 上野は暗い賑わい
 簇生(そうせい=草などが群がり生えること)する銀座のキャバレー。
 *浅草については興味深い内容なので、後日「浅草寺戦跡めぐり&名店「釜めし 麻鳥」(その6)」で、全文を紹介します。
受刑者労務を生産へ:民需品や藍、食糧など。
朝鮮人(軍人・軍属)にも退職年金、連合軍司令部発表。
食糧配布の今後:総合配給所は廃止、隣組単位の自由登録。石原都経済局長談話。
朝鮮から藍七万トン、連合軍司令部も快諾。
陸士、海兵からの優先転学に反対、第二早稲田高等学院生の決議。
早大に“賠償”講座。
立大にアメリカ講座。
YMCA再び活動。
阪大を総合大学に。
餓死防止対策 政府に実行要望。
正力社長要求を拒否、讀賣全従業員闘争に入る。(讀賣争議については、後日、別途『憲法便り』に、まとめて掲載の予定)
潜水艦秘話(下):沖縄に「回天」の奮戦、取り残された海底空母。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員は、「ウソも百回言えば真実となる」というヒットラーばりのデマを繰り返しています。
ならば、本書の真実で、世論の千倍返しを!

by kenpou-dayori | 2013-10-25 07:00 | 戦後日本と憲法民主化報道
2013年 10月 24日

憲法便り#398 ご存知ですか? 「自由法曹団」という“正義の味方”のこと

昨日の『憲法便り 号外(38)』で自由法曹団女性部が作成した『日本国憲法に聞いてみよう』という、私が今までに見た中で最も美しい「憲法リーフ」を紹介しましたが、今日は「自由法曹団」について、紹介します。

岩波書店の『広辞苑』をひくと、「一九二一年(大将一〇)神戸における労働争議弾圧に対する調査団が契機となって結成された弁護士の団体。大衆運動と結びつき、労働者・農民・勤労市民の権利の擁護伸張を旗印とする。」と説明されています。

私も、かつて、争議団支援の活動をしていた時に、自由法曹団の弁護士の先生方に大変お世話になりました。
私が主に関わったのは、「太洋社労組斎藤君をまもる会」(2,000名)事務局長、「第一学習社闘争東京勝たせる会(2,300名)副会長、「国労を勝たせる会」(1,000名)会長で、いずれも会員ゼロからの出発でした。
これらの活動は正義感から出発したものですが、挫折しそうになった時に支えとなったのは、弁護士の方々の、冷静で、論理的で、献身的な活動でした。

私は、現在は、争議団支援に関わっていませんが、これからは、平和憲法を守り発展させる活動、平和運動などで、お世話になることが多くなると考えています。

アンパンマンは、アニメや漫画の世界の正義の味方ですが、「自由法曹団」は現実の社会の正義の味方です。

以下に、自由法曹団のホームページに掲載されている、団に関する詳しい説明を紹介します。
ただし、インターネットの画面で様々な取り組みを読みやすくするために、私の判断で改行をしました。

 自由法曹団を紹介させていただきます。
 団は、1921年(大正10年)に神戸における労働争議の弾圧に対する調査団が契機となって結成された弁護士の団体です。2011年には創立90周年を迎えました。広辞苑でも「大衆運動と結びつき、労働者・農民・勤労市民の権利の擁護伸張を旗じるしとする。」と紹介されています。

 団の目的は、「基本的人権をまもり民主主義をつよめ、平和で独立した民主日本の実現に寄与すること」であり、「あらゆる悪法とたたかい、人民の権利が侵害される場合には、その信条・政派の如何にかかわらず、ひろく人民と団結して権利擁護のためにたたかう」(規約2条)ことです。

 団は、この間、平和、民主主義と人民の生活と権利を守るため、
憲法改悪、
自衛隊の海外派兵、
有事法制、
教育基本法改悪、
小選挙区制、
労働法制改悪
などに反対する活動を行ってきました。

そして今、
米軍普天間基地撤去の活動、
「国会改革」と衆院比例定数削減に反対する活動、
労働者派遣法抜本改正の活動、
裁判員制度の改善と捜査の全面可視化を実現する取組、
個人通報制度の選択議定書の採択をめざす取組
などの活動を行っています。

また、団と団員は、
国公法弾圧堀越事件などの言論弾圧裁判、
日の丸君が代の強制に反対する裁判、
布川事件、
足利事件などのえん罪裁判、
派遣労働者の派遣先企業への正社員化を求める裁判などの数々の労働裁判、
生活保護受給を援助する取組、
嘉手納爆音裁判などの基地訴訟、
環境・公害裁判、
税金裁判、
消費者裁判
などの様々な権利擁護闘争に取り組んでいます。

また、国際的な法律家の連帯と交流の活動も行っています。
最近では、2011年3月に発生した東日本大震災と福島第一原発事故による被害者支援の取り組みや、脱原発へと向けた日本各地の運動にも、多くの団員が積極的に参加しています。

 現在、約2000名の弁護士が団員として全国すべての都道府県で活動しており、全国に38の団支部があります。現在の役員は、団長・篠原義仁(22期)、幹事長・長澤彰(40期)、事務局長・泉澤章(48期)です(2012年10月総会で選出)。

自由法曹団
112-0002 東京都文京区小石川2-3-28-201
tel03-3814-3971 fax03-3814-2623
URL http://www.jlaf.jp/

【追加情報】
以上は、ホームページの紹介文ですが、2013年10月22日付『しんぶん赤旗』14面の報道によれば、
篠原団長および長澤幹事長は再任ですが、事務局長には山口真実(なおみ)弁護士が選出されました。
女性の事務局長は、自由法曹団史上初めてのこと。法曹界全体も、まだまだ男性中心なので、これは画期的なことです。

なお、自由法曹団女性部は約400名です。

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員は、「嘘も百回言えば真実となる」というヒットラーばりのデマを繰り返しています。
ならば、本書の真実で、世論の千倍返しを!

by kenpou-dayori | 2013-10-24 08:00 | ご存知ですか?シリーズ
2013年 10月 24日

憲法便り#399 昭和20年10月24日付『朝日新聞』、「戦争責任明確化、社長以下総辞職」ほか

昭和20年10月24日(月)の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」

昭和20年10月24日付『朝日新聞』

[社説]
「新聞の戦争責任清算」

[主な記事]
〔一面〕
朝日新聞革新、戦争責任明確化 民主主義体制実現:社長、会長以下重役総辞職。

企業独占化を排除 反トラスト法制定、経済閣僚懇談会で検討。
信託会社を設立、財閥株を管理:政府試案、漸次有力化。

教師の再教育徹底、学徒に真理探究の自由:文部省 マ司令部の指令具体化。
学園に人種、政見自由:差別待遇是正を連合国指令。
返還軍需物資の配給措置決定す:内閣に特殊処理物件委員会。
発注機関を新設、生必物資増産を促進。
住宅の国家管理案、戦災都市と周囲の市町村。
大衆運動を掣肘 政府、取締法の成案作成。

都は或は三区に:選挙法改正の二点決定。
比例代表制採用、社会党の選挙改正方針。

〔国外〕
フランス共産党第一党に、総選挙に左翼圧倒的多数に。

〔二面〕
避け得た日支事変 宇垣大将、米記者に語る。
軍閥打倒に賛意、マ元帥へ国民の手紙。
比島引揚げの婦女子語る:収容所に米兵の情、混乱の皇軍と山へ避難。

澱粉 主食として配給、1キロは米六合六勺と代替。
民間放送会社設立か。
体育界再建、役員会活発に動く。
切符先着順で発売、明日から申告、指定制は廃止。
軍用地の返還、旧地主が要求。
書物、葉書など増量、紙需要計画(第三四半期)を実施。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員は、「ウソも百回言えば真実となる」というヒットラーばりのデマを繰り返しています。
ならば、本書の真実で、世論の千倍返しを!

by kenpou-dayori | 2013-10-24 07:00 | 戦後日本と憲法民主化報道
2013年 10月 23日

憲法便り#397 昭和20年10月23日付『朝日新聞』、「近衛公、憲法改正を語る」ほか

昭和20年10月23日(月)の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」

昭和20年10月23日付『朝日新聞』

[社説]
「政党に望む」

[主な記事]
〔一面〕
財閥の自発改組 政府は適当措置、連合国の方針を体す。
財閥に意思あり:蔵相、自発的改組の所見。
マ司令部方針:持株を一割以下に 財閥家族の支配力制限。

ドイツの財閥IG染料解体【ワシントン特電二十一日発=ニューヨーク・タイムス特約】

近衛公、憲法改正を語る 米記者と再び会見:草案十一月中に完成、皇室典範も改正へ【AP特約】
復員軍人、温く迎えん:陸相、在外七百万の同胞に配慮。
陸海軍人を優先:マ司令部、引揚に関し覚書。

対支過誤を匡正 責任政治の新憲法、自由党の緊急対策三項。
旧日政に三派動く。

正常教育を再建:日本人の物の考え方に、連合国側「一新」を指令。
農相支援要懇請、ロ少佐食糧事情を聴取。

時事通信社創立。
外郭団体整理、次官会議で附議。
州庁制断行の好機、地方総監制を拡充せよ(関口泰著)

〔二面〕
学童の弁当難から午後の授業中止、寒心すべき盛岡の食糧事情。
全くやむを得ぬ、具体策なく手をあげる県当局。
学徒慰安音楽会:二十九日、日比谷公会堂に招待(東京都内の旧制高等学校、専門学校以上の男女学生を対象とした)

自由懇話会あす総会。
社会党青森支部来月結成式。
群馬県強戸村にも社会党支部。

道路二倍半を増建、五年計画 失業救済の一方策。
戦災都市へ巡回診療、仮病院など開設を奨励。
科学振興に五億円、国防基金 生活科学化へ善用。
山梨の四中学校 同盟休校。
真岡農専の同盟休校解決。

無暗(むやみ)に車道を歩くな、自動車は時速二十マイル以内。
着のみ着のまま 奄美大島から将兵復員。
比島の邦人祖国へ(写真入り)。
潜水艦秘話(上):運送艦として酷使、独から電波兵器を獲得。


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員のデマに、本書の真実で千倍返しを!

by kenpou-dayori | 2013-10-23 09:40 | 戦後日本と憲法民主化報道
2013年 10月 23日

憲法便り号外38 最も美しい憲法リーフ「日本国憲法に聞いてみよう」(自由法曹団女性部作成)

私がこれまでに見た中で、最も美しい憲法リーフレットを紹介します。
「自由法曹団」という弁護士団体の女性部によって作成されたものです。

説明部分も、かなり論議を重ねて、わかりやすく、ていねいに、そして簡潔に作成されています。作り手の細やかな心遣いが伝わってくる秀作です。

内容は、9条、14条、24条、25条、27-28条、96条と、話題性の高い条文を数多く取り上げていることも特徴です。

憲法や法律と聞いただけで、「むずかしそう」という人々にも、是非手にとって読んでほしいと思います。

自由法曹団女性部作成のこのリーフレットは、一万部作成されましたが、好評で残部がなくなり、現在改訂第二版を準備中とのことです。前回は、一部10円で提供されていました。
全体のサイズはB4ですが、四つ折りの8ページ建てです。

お問い合わせは、自由法曹団事務局女性部担当 阿部さんまで。
 電話:03-3814-3917  FAX:03-3814-2623

自由法曹団女性部事務局のご了承を得て、以下にコピーを紹介します。
三番目のコピーを拡大して、四番目と五番目に掲載しています。

c0295254_7472148.jpgc0295254_746358.jpg
c0295254_7393395.jpg
c0295254_7452698.jpgc0295254_744385.jpg



※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員のデマに、本書の真実で千倍返しを!

by kenpou-dayori | 2013-10-23 08:00 | お知らせ
2013年 10月 22日

憲法便り#396 昭和20年10月19日付『讀賣報知』一面、幣原内閣による「憲法研究」の方向

昭和20年10月19日(金)の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」

幣原内閣は、憲法改正については積極的ではなかった。憲法を改正せず、法律の手直しという、いわば小手先の対策で民主化を求める時代の要請に対処しようとしていた。
幣原首相が憲法問題担当大臣として入閣を求めた松本国務相が、10月18日に記者団と会見している。
『讀賣報知』では、下記のように、偶々(たまたま)の会見としているが、これは既に『憲法便り#392』で紹介した『朝日新聞』社説「旧態依然たり」に対する反応である。
ここでは、まず『讀賣報知』が報じた会見の模様を紹介するが、比較のために、すでに「日歴」でふれた、10月19日付『朝日新聞』一面記事の「憲法改正研究に準備調査会設く 松本国務相 方針を闡明」を紹介する予定である。

昭和20年10月19日付『讀賣報知』一面記事より
「憲法改正の方向」
「政府は憲法改正に関し松本国務相を主任として研究をすすめることになったので、松本国務相は、これが研究の具体的方途につき諸般の準備をすすめつつあるが、偶々十八日記者団と会見次の如き見解をのべた。これによれば研究に当っては官制等によらず相当弾力性をもった措置がとられること、徒なる政治論的立場からの論及を避け極力純学問的立場からこれをすすめること、内大臣府の研究とは十分連絡をとって行いたい等の事項を明かにし注目を惹いた。
〔問〕政府の憲法改正の目的はどこにおくか。
〔答〕改正の必要ある点乃至はした方がよい点を発見するにある。その場合政治論は刻々変化もするから審議会の設置等は情勢次第のこととしてまづ準学問的に各国の立法例、解釈等につき専門家の意見をきく、憲法改正の資料については現在の憲法制定当時の伊藤(博文)公の調査があるが、何といっても五十年前のことであり、その後公私ともに研究されていない、従って責任を以って憲法改正に当る以上時間的に余裕の許す限り十分の材料を集めたい、当面の必要から言って、浅くともまづ前半を研究し余裕があれば深く掘り下げるつもりだ、従って政府の現在の研究も最初から改正案の起草を目的とせず、むしろ官制にとらわれぬ憲法改正準備調査会とでも名づける伸縮性のある組織をつくり、資格とか定員とかを決めずに何人も大家と認める人を顧問とし、本当に働ける人を集めてやり、政治論などはしない、全部の機構と人とを決めるのは早くて廿日頃であるがどうせ非公式のものである、顔合わせなどは行わずに既に研究着手を頼んだ人もある(美濃部達吉のこと:岩田注)。
〔問〕内大臣府での研究をどう思うか。
〔答〕内大臣は常時(常侍の誤り:岩田注)輔弼の任にありこれが研究に当るのは結構なことである、内大臣府での研究とは別に佐々木(惣一)博士に顧問になって頂くようにしたいし、人的な連絡を希望する、ただ国としての案は政府が考えるべきもので議会、学会其の他での研究が行われてもそれによって研究が二元化されたという意味にならない、これらの研究会が(で)よいものがあれば立案のときにとる〔、〕研究の進捗(しんちょく)により審議会をつくるか、或は輔弼の責任において直ちにりつあんするかは今から解からない。
〔問〕学説として「神がかり」憲法論も参考にするか。
〔答〕そういう議論は徒に紛糾するばかりだから今度の調査会で論ずる必要はない。
〔問〕陛下の御言葉がないのに政府が憲法改正を研究する根拠は。
〔答〕憲法改正は重大な国務であり、一々御言葉により国務をよることはむしろ不可である、国務に関係あるものは御言葉なしに研究するところに輔弼の責任がある、ただ改正の発議ということは政治問題〔で〕これとは別である。
〔問〕御言葉なしに研究した結果を陛下にお示ししてよいのか。
〔答〕政府が草案をこしらえたと陛下にお示しする、そして陛下のお考えで諮詢せよと仰言れば枢密院に廻されることとなろう、枢密院の審議が終了すれば国務大臣副書のもとに恐らく勅書を以て議会へ提出されよう、公布に当って国務大臣が副書をするのは当然である。
〔問〕憲法各条の研究はどんな方向でなされるか。
〔答〕まだ審議前のことであり、私見を述べれば次のようなものである、第一章天皇に関する条章では第一條、第四条等国体(國體)の本議(義)に関するものは改正の対象として研究する要はないと思う、憲法は広義に解釈し得るから改正についても或る程度運用によって自由主義化し得るとの意見もあるが、改正することの利点は悪い解釈をなし得る余地をなからしめるにあると主張するものもある。第二章の臣民の権利義務では、立法事項をふやし命令で自由を束縛するようなことのないようにしたい。勿論その点については、運用でもやれることだからわざわざ法律にしなくてもよいという意見もあるが、全体として立法事項をふやすことはよいことだと思う、第三章帝国議会では会期三ヶ月は短いという意見があるが、現在でも会期延長、臨時議会の制限はないのだから会期不足ということはないとの意見もある〔、〕元来かかる問題は議院法において規定すべき問題ではなかろうか、第四章の大臣輔弼の責任は、天皇に対するとともに議会への責任否認でないという解釈も成り立つが、前大戦後のドイツの例にみても議会に責任をもつことを明らかにしたらよいという意見がある、第六章第七十一条で議会が予算を議定せず、また成立しなかったときは、前年度予算を踏襲することになっているが、私の考えでは予算ふ成立の場合は特別議会に実行予算を出し、それまでの期間だけ前年度の範囲でやった方が良いのではないかと思う。」


※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員のデマに、本書の真実で千倍返しを!

by kenpou-dayori | 2013-10-22 20:55 | 戦後日本と憲法民主化報道